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日傘の上手な使い方

撥水加工と防水加工の違い

撥水も防水加工も『水をはじく』という意味では一般的には同じです。しかし、傘に関しては全然意味が違います。
傘業界のいう『防水』は、シリコン等で生地(繊維)の隙間を塞いでしまうことを言います。そうしないと雨が生地の隙間から漏れてきてしまうのです。

ですが、一般に市販されている防水スプレーは『防水』と謳ってはいますが、日傘にスプレーしても雨傘にはなりません。
防水スプレーは水をはじく液を吹き付けるだけで生地の隙間は塞ぎません。これは厳密には『撥水スプレー』です。
衣服のクリーニングで撥水処理というものがありますが、まさにパラパラとかかる雨なら弾く程度であり、防水ではありません。

撥水加工と防水加工の違い

ちなみに、撥水加工も防水加工もある程度経てばその機能は落ちていきます。特に摩擦に弱く、傘の場合は、傘の山から防水加工が弱ります。これは傘を巻くときに手でギュッと摩擦をかけるからで、あまりきつく巻いたり、絞ったりする事はできるだけ避けるようにしてください。

あと、傘の防水加工がされているか、それが落ちてきているかを確認するには、傘生地を口に当てて空気を送る方法があります。息が抜けなければ防水加工がしっかりとされている証拠となります。

ちなみに、ヨーロッパ製の傘は息が抜けるものが多いので、注意してください。
これは、ヨーロッパでは霧雨が降ることが多く、ある程度の防水加工(いえ、撥水加工)で事足りるからです。

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