UVメーターで紫外線を測定しました
■測定日時 2020年8月25日午後3時
■測定場所 神戸市東灘区サンバリア100事務所前
■天候 快晴
■測定商品 サンバリア100 2段折/フロストグレー
まず、センサーを太陽に向けて紫外線を測定しました。測定値は3318μw/cm2(マイクロワット)。真夏の強い紫外線値です。因みに500μw/cm2以上から日焼けが始まると言われています。
次にセンサー部分を傘裏に押し当てますと、測定値は0μw/cm2となり、紫外線がまったく傘生地を透過していないことが分かります。紫外線100%カットです。
次にセンサーを傘裏から約2cm離すだけで、数値は2μw/cm2となり、0ではなくなります。これはセンサーに周りからの散乱光、反射光がわずかに入るためです。
次に傘を持つ、手元付近でセンサーを上に向けて測定しました。測定値は6μw/cm2です。ここで言えることはサンバリア100をさしていても決して傘の下で0μw/cm2とはならないということです。顔付近も0μw/cm2ではありません。
次にセンサーを横に向けて測定しました。測定値は204μw/cm2です。周りからの散乱光、反射光が入ってきます。上からの紫外線より強いです。
次にセンサーを下に向けて測定しました。測定値は79μw/cm2です。地面からの散乱光、反射光が入ってきます。周りからの紫外線より弱いです。しかし、例えば、地面が白いタイル、砂なら太陽光の地面からの反射は強く、もっと高い値が出るはずです。
この測定実験で分かることは、完全遮光の日傘をさしていても、体に当たる紫外線は0μw/cm2ではないということです。完全遮光の日傘を過信することなく、遮光パーカー、長そでのシャツ、日焼け止めなどを併用して紫外線から身を守ってください。
因みに、紫外線は暑くありません。日に当たって暑いと感じるのは主に赤外線(一部可視光線も)です。傘をさして涼しく感じるのは赤外線、可視光線をカットすることです。今回の実験は紫外線のみを測定していますので、涼しさの測定実験ではないことを付け加えます。サンバリア100の日傘は赤外線、可視光線も100%カットするため涼しいのです。