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2006.7.1 | スタッフコラム

アイデアル

『なんである、アイデアル』 。もちろんテレビで見ていました。5歳の時のCMです。それを見て将来、傘屋になろうと思いました。 というのはもちろん冗談ですが、印象深いCMのひとつです。そのアイデアル社が自己破産申請を出したといいます。負債額は13億円。安価な輸入品に押されて不振におちいったというのです。ワタシは常々いっていますが、『骨を制するものは傘を制す』。アイデアル社は骨のメーカーでもあるのです。アイデアル社はもっと早く海外に目を向けて手を打つべきだったのです。今でも、年配の方で折りたたみの傘の中棒を押し込めば骨がバンと折れると思っている方があります。これはアイデアルが開発したバネ式折りたたみ傘です。それだけ一世を風靡したのに、なんともおしいことです。

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