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2017.11.30 | 岡ちゃんのぐだぐだコラム

つづいて台湾(飛行機のようなバス)

観光バスの事情というのは、それぞれのお国柄を表していて面白いなといつも思う。

今回の台湾旅行で驚いたのは、バスの運転手が毎日、出発前に客の前でアルコールチェックをして見せる事。バスは中二階のハイデッカ―タイプなので、運転手は毎朝、下の運転席から上に上がってきてチェッカーに息を吹き込み、その結果を「どや」みたいな感じで誇らしげに示す。別に拍手をするわけでもないし、「おお~」とビックリするわけでもなく、こちらはリアクションをどうしたらいいか悩むが、これを毎日やるので、それはそれで良いことと思う。さらに、これもこのバス会社だけかどうかわからないが、最初にバスに乗った時、飛行機並みにモニターで安全確認のビデオを流す。ビデオの内容も結構細かく、ハワイの観光バスにもある天井の脱出口とか、窓ガラスを割るハンマーの位置や使い方、それでも割れないときの消火器を使ってのガラスの割り方など、分かり易い動画で安全管理が行き届いていると感じた。また、市内を走っている路線バスを見ると、車体後部にはドでかい電光掲示板があり、ブレーキを踏んだ時や右折、左折の大きな電光掲示が表示される。シートベルトの装着も毎回しつこいくらい指示されるのも日本とはかなり違う所で、この辺もちょっとは参考にしたらええのに、と思いましたね。

 

台湾

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