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2018.1.1 | 紫外線・太陽光線対策まめ知識

紫外線カット率99%と100%の違い

『紫外線99%カット』の表示をみると、普通の人は『紫外線はほぼ完璧にカットする』という印象を受けます。
しかし、これは数字の錯覚です。残り1%の太陽光のエネルギーは想像を超える大きさです。その1%で人によっては紫外線アレルギーを起こすのです。

 

 

それでは紫外線99%カットと100%カットの傘を比較してみましょう。実際に太陽光の抜け具合をご覧いただきたいと思います。下の画像をご覧下さい。

 

 

左は紫外線99%カットの傘です。
右は紫外線を100%カットする、サンバリア100の完全遮光日傘です。

この実験を行ったのは春の陽射しで真夏の陽射しにはほど遠い強さでしたが、それでも左の99%カットの傘は手の形がハッキリと写っています。1%の太陽光が傘の中に入ってきているということです。
右の完全遮光日傘は外から手で分かりやすいように、傘の表面を押さえていますが、手の影は全く見えません。

紫外線ばかり注目されますが、日光アレルギーの方で紫外線は大丈夫でも『可視光線』に反応してアレルギーを起こす方もいらっしゃいます。ですから、そういう方にとっては可視光線も100%カットしないと意味がない訳です。
右の完全遮光日傘について、手の影が全く見えないという事は可視光線を通していないという事を示しています。

 

 

上の画像は今回実験に使用した傘です。左が99%カット傘(遮光1級傘)、右がサンバリア100の完全遮光日傘です。
99%カット傘は内側がシルバーです。サンバリア100の完全遮光日傘は内側が黒なので、内側に当たる反射光を吸収するため、まぶしくなく目に非常にやさしいつくりになっています。

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