戻る

戻る

2007.6.27 | 岡ちゃんのぐだぐだコラム

2007年1月~6月

■テッポウウリかい

 昨晩放送のドリームビジョン、見やはりましたか。サンバリア100の性能は予想通りとはいえ、ああやってテレビの科学番組で実証されると、やっぱりすごいな、と改めて感激しましたな。言うたらなんですけど、他の日傘なんか、もう、へみたいなモンでしたな。いや、ホンマ。テレビではあえてハローレインの名前は出してないので、サンバリア100でどれだけの人が探し当ててくるか楽しみですな。しかしね、番組の最後にある江角チョイスのとき、俺は絶対サンバリアやと思うてテレビの前へにじりよったんや、そしたら、江角は「テッポウウリ」て言いよったやないかい、俺はテレビの前で、こけたっちゅうねん。やっぱり子役と生き物には勝てんっちゅうテレビ界のジンクスはここでも生きてましたな。

2007.06.27

■美しくない国(4)

 引き続き世間ネタで申し訳ありませんが、この国は、年金記録はどっかやってしまうわ、ミンチ肉は偽モンやわ、温泉は爆発するわ、道歩いてたら看板が頭の上に落ちてくるわで、もうメチャクチャやね。美しくない国どころか、3流以下の国やね。バッタもんだらけの某大国の事をとやかく言う資格はないね。ところで先日、その某大国で行われる今年のF-1の予約が完了したんやけど、普段6万円くらいで行けるツアーも10万くらい取られるみたいや。こっちも人の足元見た商売しとんね。まあ、それでも富士に行くよりはマシやと思うけどね。ただねえ、F-1にいっしょに行くメンバーで「ニセもんのF-1ちゃうやろな」て疑うてるヤツがいる。う~ん、確かに、例えばF3000が走ってたとしても、少なくとも店長今川氏には見分けられんかもしれんけど、まさかそんなことはないやろ、て答えといた。(当りまえやっちゅうねん)

2007.06.23

■ささやかなノウハウ(新幹線続編)

  以前週刊誌か何かで読んだ記憶があって、ホンマかいなと気になっていることがあった。 その記事は女性が書いていたのだが、その女性は新幹線に一人で乗ると必ずとなりの席の男性がアイスクリームを買ってくれるという。その記事を読んでからしばらくは、そうか隣に女性が座ったらアイスクリームを買うのが礼儀なんかな、とか考えていた。それ以降、今までで、確か二回しか隣に女性が座ったことがなかったが、そのうちの一人は座るなりツマミの袋を開け缶チューハイをプシュっと開けたので、もうええやろ、と思ったし、もう一人は全く記憶がない。しばらくはそのこと自体も忘れていたが、たまたま、知り合いの美人女性税理士と居酒屋で話す機会が最近あったので、聞いてみた。「○○さん、新幹線に乗ったとき、隣の席に座ったおっさんからアイスクリーム買ってもらったことってあります?」と聞くと「ええ、ありますよ」とあっさり返ってきた。へえ、あの話はホンマやったんや、と妙に感心したが、これのひとつのポイントはグリーン車やと思う。それと、もうひとつは、やっぱりこれはどう考えても美人の特権やろね。まあ、世の中色んなとこに格差はあるね。

2007.06.15

■美しくない国(3)

世間の誰もが怒っていることはネタにしない主義とはいえ、さすがにこの「消えた年金」問題の詐欺国家とも言えるこの怠慢ぶりにはボヤかずにはおられませんな。でも、実はこの持ち主不明の年金問題は、年金の専門家の中では早くから言われていたことで、実は俺も聞いてはいたがさすがに個人の力ではどうにもならんな、とあきらめていた事やった。よく似たような似てないようなハナシやけど、外国に送金する時もあまり慣れていない銀行や支店で頼むと、途中で送金データが迷子になる、っちゅう話も聞いたことがある。こっちも個人が何とかして証明するのはかなり厄介な話になる。で、また年金の話に戻るけど、今回の騒動で、以前、俺のオヤジの年金記録を調べた時に一部記録が無かったのを思い出した。オヤジが戦後満州抑留から帰ってきて、会社に勤めていた約1年半の厚生年金記録が無かったのである。ちょっとマニアックな話になるけど、この戦後1年半の厚生年金が無いっちゅうのは、その分の厚生年金が貰えん、っちゅうことだけやなしに、これによってオヤジが戦前、軍需工場で勤務してた分も貰えん、ちゅうダブルパンチの状態になるんですわ。今回言われている何千万件の持ち主不明の記録は、こういうものの積み重ねがかなりあるんやろうと容易に想像できる。年金でも税金でも何にも文句言わん国民の方にも責任の一端は確かにあると思う。それだけに今度だけは絶対にあきらめたらあきまへんな、納得するまで社保事務所に通うことですな。俺も、もう一回行ってこ。

2007.06.08

■現代のビニ本屋

  ビニ本と聞いてニヤっとする人はそこそこ年配の人やと思いますが、現代のビニ本屋を見つけました。JR琵琶湖線、守山駅前のコンビニです。ここのコンビニは結構ユニークやと思いまっせ。なんせ、コンビニの中のレジ横に、JRの無人改札があって、定期券を持っている人や、あらかじめ切符を買っているひとなら、コンビニからホームに出られるという文字通りコンビニエンスなコンビニです。で、ここのコンビニで週刊誌を買おうと思って、本のコーナーに行くと、何と、すべての雑誌がビニ本と化している。棚に並んでいるものから、平積みしているものまで、例外なくビニ本である。高校生の乗り降りの多い駅なので、学生の立ち読み禁止が狙いなんやろうな、とは思うが、まあ、アルバイトの人はご苦労さんやね。でも、これでは、絶対買うと決めている雑誌以外はまず買う気にならんね。俺は、週刊誌でも記事のいくつかをチェックしてから買うのが普通やが、そんな客は無視してもええほど、立ち読み被害の方が大きいのかと、同情してええのか、腹立ててええのかわからんような複雑な気分やね。こんなコンビニが増えてきたら、コンビニのビニはビニ本かと思うヤツが出てくるかもしれんね。(そんなヤツはおらんか)

2007.05.30

■ささやかなノウハウ(F-1編)

  いやあ、スーパーアグリ琢磨の初ポイント、久々に興奮しましたな。それにしてもハマちゃん(ダウンタウンの、あ、知ってまっか)てすごいね。昨年、初めてF-1見に行ったらホンダが39年ぶりに優勝やろ、それで、今年見に行ったら、琢磨が初ポイントやろ、 こんなもん偶然にしては出来すぎてると思うけど、実際にこういう強運の人はおるんやろな、と思う。で、まあそれはええとして、今年の日本GPは富士であるねんけど、はっきり言って俺みたいに鈴鹿に通い続けた人間はトヨタの本拠地に乗り込む気はまったくないね。しかも、バスツアーなんて0泊3日でっせ。それで、指定席券の付いてる一番安いコースで57,000円や。これが4日コースになると、1泊4日(車中2泊)で2人部屋やと、80,000円~110,000円やて。何時間もバスに揺られてまともに寝られへんのにこんなん絶対行きとうないで、っちゅうハナシや。ほんならどうすんねん、てよう聞かれるけど、それなら上海に行ったらええねん、っちゅうことや。関空から上海なら2時間程度のモンやろ。実は指定券も、観戦スタンドで255$っちゅうのを決勝日のチケットとして手配済みやし、後はどっか安いツアー探したら、どう考えても10万円までで行けますやろ。しかも上海GPの日程は体育の日の連休なんでサラリーマン・OLは休みとらんでも行ける。休み明けに何食わぬ顔で仕事に行けるっちゅうのはこれはでかい。富士のツアーなら朝の5時にバスで京都駅に降ろされてヘロヘロで仕事いかなあかん。これね、チケットの値段そのものはそんなに変わらんのに、片やバスで往復18時間も揺られて、車中2泊で、片やジェットで2時間ひとっ飛びで一流ホテルで2泊しても値段そんなに変わらんて、これどっかおかしいと思いまへんか。

2007.05.23

■美しくない国(2)

東京DLのパクリを国営で堂々と行っている国がどっかにあるらしいけど、確かにTDLのサービスはすばらしいとは思う。しかし、だからと言って、しつこいようやけど、修学旅行でTDLに行く理由は全くない。けど、この傾向はなんぼ俺が言うても改まるわけでもない。こないだは、俺が乗った新幹線の車両の前半分が中学生と思える修学旅行生でまあ、うるさいわ、歩き回るわ、写真を撮りまくるわ、でもう何回添乗員や教師に文句言いに行こうと思うたかわからんくらいやった。例によって俺は、車両の一番後ろの席で一番離れてるけど、学生たちの直後に座ってる人なんかよう我慢できるな、て思うたね。これ以上うるそうしよったら、添乗員か教師か車掌か誰に文句言うたろかな、と思って様子を見ていると、昼時になって、弁当の入ったダンボール箱を持って大手旅行会社の添乗員が弁当を配りかけよった。何で、生徒にささへんねや、と思っていると、教師まで手伝いかけよった。しかも、食べ終わった弁当のカラまで添乗員や先生が回収しとる。あのね、自分らの食べる弁当くらい自分らで配って、片付けるのがあたりまえやろと思うが、俺のほうがおかしいのか。こんなことでまともな人間が育つとは俺は思えんけどね。

2007.05.14

■美しくない国

  NHK的に言うと大型連休も終わりですな。人それぞれ事情があるんでしょうが、俺はこの期間には出来るだけ動かないようにしている。どこへ行っても混んでいるし、値段も高いし、事故やトラブルの確率も高いし、エエとこはまず無いと思う。しかも今年はこの期間中に楽しいはずの遊園地でエラい事故も起こってる。絶叫マシンからホンマの悲鳴が聞こえてもシャレにも何にもならん、っちゅうねん。俺はまあ、高い所と怖い事は大嫌いなんで、そもそも金を払って絶叫マシンに乗ることは無いけど、なぜか世に中には絶叫したい人が多いみたいやね。これからは、きっちり安全対策するしか道は無いやろな、とは思うけど、しかし、犠牲者の上に安全な絶叫マシーンが成り立つ、ちゅうのも何ともやり切れん話やな。人の欲望と金儲けにはどこまで際限がないねんやろ、と思うね。

2007.05.07

■ささやかなノウハウ(5)

どう考えても買うときに恥ずかしい「青春18切符」ですが、この値段の魅力にはちょっとくらいの恥ずかしさはどっかに行ってしまいますな。それに今年はJR20周年とかで、5枚で8,000円ですやろ。金券ショップやと当然それより安いちゅうことで、1枚あたり1,600円弱ですさかいね、別に遠出せんでも便利でっせ。特に、今年は春先に滋賀から神戸まで行くことが多かったので重宝しました。ハローレインはJRでいうと摂津本山ですが、ウチの最寄のJR駅からやと、往復3,780円もかかるんでっせ。これが1,600円弱で、しかも途中下車も出来るんですさかいね、買わん手はないと思うけど、田舎の年寄りなど、どこまでこの切符のこと知ったはんのかいな、と余計なおせっかいで考えますわ。だいたい昼特キップですら、金券ショップの窓口で使用方法を聞いてる人が毎回いるくらいで、急いでうしろで待ってるモンにしたら張り紙で注意書きでもしといてくれ、と思う。まあ、こういう企画モンも確かに結構やけど、いつも言うけど、知ってるモンだけが得するっちゅうのは基本的には反対やね。

2007.04.30

■ささやかなノウハウ(4)

  思えば、ATMによる振込手数料が気になりだしたのは、5,000円の駐車場代を振り込むのに210円の手数料がいることが分かったときからや。最近は、ほんのわずかに預金金利は改善されたけど、その頃はまだ、普通預金金利が0.001%の時代だったので、この手数料はまったくバカにしとると思うた。駐車場代は毎月振り込むことになってるので、仮に5,000円に1月で210円の手数料が取られるとして年利に換算すると、何と50%を超える金利になるんやで、こんなん闇金とかわらへんで、っちゅうハナシや。 そこで、俺は、駐車場代を大家さんとこへ直接払いに行くことにした。JRローカル線の 駅周辺の駐車場はだいたいが地元の土地持ちが経営していることが多い。俺が借りているとこの大家さんもその通りで、駅周辺に何箇所も駐車場を経営しているが、駅に近かろうが遠かろうが広かろうが狭かろうが、計算がじゃまくさいという理由で経済原理を無視した一律月5,000円の均一料金となっている。大家さんにとってイイ客というのは、 現金で先払いする客、というのは定説なので、俺も半年前払いをしている。大家さんの家は、田舎造りの大きな家で、支払いにいくとこの家の駐車場担当であるおバアちゃんがいつも丁寧に対応してくれて、帰り際には必ず、缶コーヒーとお菓子を頂ける。別にお菓子欲しさにわざわざ払いに行ってるわけやないけど、この差はあまりにも大きいでっせ。

2007.04.25

■ささやかなノウハウ(3)

 最近になって銀行などから振込みをする機会が増え、アホほど高いATMの手数料とともに振込み手数料を払うのがバカらしくなってきた。何かエエ方法はないかな、と調べていると、どうも新生銀行は、ATMでの入出金は24時間、365日タダで、振込み手数料も月5回まではタダらしい、というのが分かってきた。みずほマイレージクラブというのに入ると、ATMの手数料はホボ0円であるが、振込み手数料はセコく割引をしてくれるだけのケースが多く、そういう意味では新生銀行は太っ腹な感じがする。結局、両方に口座を開くことにしたが、みずほマイレージクラブは条件が分かりにくい処があったので窓口に聞きに行った。一通り説明を聞いて大体納得したが、一番気になっていたことを最後に聞いた。「これ、マイレージクラブてなってますけど、マイレージを貯めるわけではないですよね、ポイントを貯めるんですよね」と聞くと「ええ、そうです、でも貯めたポイントはマイルにも交換できますので」とすぐ答えが返ってきた。「それは、ちょっと意味が違いますやろ」と言いたかったが、モノも言い様やな、と思いその努力に免じて(どんな努力や)それ以上突っ込むのをやめといた。そやけど、この手数料、もうちょっと何とかならんもんかねえ、皆さん気になりまへんか。

2007.04.19

■ささやかなノウハウ(2)

知っている人は知っているが(当たり前や)ローソンのレジでツタヤカードを出すとポイントが貯まるんですわ。ローソンパスが出来るまでは、どこのローソンのレジでもツタヤカードの案内があったんで、それで俺も知ったんやけど、ある時その案内が完全になくなった。その後、おそるおそるレジで出してみると別に何ということもなく「はい、カードお預かりします」とか言うて処理してくれた。それでも小心者の俺は、初めての店ではいつもビクビクしながら出すが本人の心配とは裏腹に本当に普通に対応してくれるし、なかには「お、知ってますね」という雰囲気のニイちゃんもいる。コンビニの通と店員に思われるためには、レジでバーコードをそろえて出すといい、というのを何かで読んだことがあるが、ひょっとして、ツタヤカードを出すのは、通と思われてるのちゃうか、と思うくらいどこでも対応がいい。誰かローソンのバイトに知り合いがいたらいっぺん聞いてほしいくらいや。それでも俺、結局ツタヤのポイント使ったことないんですわ。
 
(追伸)3月31日でローソンでのツタヤポイントサービスが終わったという噂を聞いた。今度、出したら「おっさん、知らんのかいな」という顔で見られるかもしれん。

2007.04.11

■ささやかなノウハウ

前にも書いたかもしれまへんが、どう考えても新幹線の肘掛けて足らんと思いまへんか。二人掛けは間にひとつやし、三人掛けもふたつしかありまへんやろ、三人掛けのB席になって両側を先に使われたら肘掛なしになるんでっせ、こんなん同じ料金でおかしいと思いまへんか。でまあ、そういうことがあるので、指定席を取るときは東京方面は1C、京都への帰りは20Cと決めている。要は三人掛けの通路側の一番後ろの席っちゅうことですわ。たぶん席取るときは一般的には、二人掛けの窓側→三人掛けの窓側→二人掛けの通路側→三人掛けの通路側→三人掛けの真ん中の順やないかと思います。少なくとも、三人掛けの真ん中が最後や、ていうことは間違いないですやろ。てことは三人掛けの通路側であるC席にすると、横が空いている可能性が一番高いっちゅうことですやろ。それと、一番後ろにするメリットは(1)気兼ねなくシートが倒せる(2)トイレやゴミ捨てが近い(3)電話がかかってきたときにすぐにデッキに出られる、っちゅうのが理由で、逆にデメリットは(1)ドアの開閉が気になる(2)たまにトランクを席のうしろに置かれるとシートが倒せない(3)電光掲示のニュースが見にくい、くらいである。(て、結構あるな)まあ、ゴルゴ13と一緒で背後に人がいると気になるのが一番の理由なんやけど、特に東京から帰りの新幹線なんか皆んな一杯飲んでエエ気分で、そんなん気にしてる人おらんねやろね。

2007.03.30

■外国人比率(2)

  俺は、仕事帰りの電車が夜の9時を回ることが多いが、そんな時間でも最近は塾帰りの小学生が結構乗っている。こないだは横に並んで座るタイプの座席で、俺の横に座った小学生に通路を隔てた向かい側の席からツレとおぼしき小学生が大きな声で話しかけてきた。「あのなあ、ウチの小学校はメッチャ外人多いねん、滋賀県で一番多いねん。」「1番がウチのM小学校で、2番がA小学校やねん。」と2番目に俺の住む学区の小学校の名前を挙げた。さらに、「ウチの学校な、全校で330人で外人が60人ほどいるねん、6割が外人や。」と続けてしゃべっとる。俺の隣の小学生は、フン、フン、とうなずいとる。携帯のメールを打ちながらその会話を聞いていた俺は、ちょっと考えた。ここで、大人気なく指摘すべきか、ほうっておくべきかと。しばらく悩んだが、やはりここは将来のためにと思い隣の小学生に話しかけた。「あのなあ、330人の学校で60人っちゅうことは2割やで、6割ちゃうで」と。急にとなりのおっさんから話しかけられた小学生はきょとんとしとる。しばらくして席が空いたので向かいの席に移った小学生はさっきのツレとこそこそしゃべっとる。たぶん、さっき何言われたんや、て聞かれよったんやろ。「330人で60人やったら6割違うねんて。」とか言うとるのが聞こえる。けど、二人とも首をかしげるだけで、期待した、あ、そうか、っちゅう言葉はなかった。これ、小学生では無理な話なんやろか、割合て、いま何年で習うんや。誰か知ったはりまっか。

2007.03.23

■外国人比率(1)

俺が住んでいる町にはブラジル人を中心とした外国人が多い。日曜日に安売りスーパーに行くと、ここがどこの国だったか錯覚に陥るほどであるし、ブラジル人向け食材コーナーもありブラジル国旗が掲げてある。ブラジル人向けのクルマ屋さんもあるし、小学校には外国人クラスもあって、運動会や音楽会などの学校行事も二ヶ国語で運営される。町のサッカー大会に出ると、少し前にやっていた某ビールメーカーのCMみたいに全員お腹が出た外国人のオヤジチームが出ていたりする。しかもこの人たちはおそらく年季が入っているのだと思うがとにかくサッカーがうまい。あとで聞くとチリ人のチームだったらしいが、そう早く走るわけでもないが、パス回しが上手で、我々のような素人が手本にするようなサッカーである。俺の近所には、夏になったら浴衣を着てのど自慢大会で演歌を歌うブラジル人がいる。日本という国は基本的に外国人の受け入れをしない国だと言われるが、少なくとも俺の周りでは相当な部分で外国人との共生は自然となっている。外国人の犯罪云々がよく言われるが、その辺のデキの悪い日本人よりよっぽど日本の文化や生活を理解しているまじめな外国人はナンボでもいると俺は思いまっせ。

2007.03.15

■正しい落書き(後編)

  タクシーのことを書こうと思ったら、昔のことを思いだしてしまいました。すいまへん。題名の意味はもうすぐ出てきます。実は先日京都新聞のインターネット版を見ていたら、気になる記事が載っていた。その記事によるとJR宇治駅前のタクシー乗り場に夜の間に誰かが、地面に「中型」「小型」と路面表示をしたらしい。プロ級の落書きで、客はみな小型車にのってしまう、と運転手のボヤキが載っているが、あたりまえやっちゅうねん。他の駅でもようあるけど、小型車と中型車の乗り場の区別が無く、客はタクシーが来た順に強制的に乗せられるやつ、あれ、ひとりで乗るとき中型にあたった時なんかホンマに腹立つで。確かに落書きはあかんけど、この気持ちようわかるわ。宇治市はこの落書き黒色で塗りつぶすらしいけど、もったいないね。住民サービスは向上するし、経費もかからんかったんやし、寄付やと思うてありがたくそのまま受け取っといたらどうや。

2007.03.03

■正しい落書き(前編)

古い話で恐縮ですが、俺は高校三年の頃(ということは30年以上前)悪友3人とともに京都駅から当時、北大路にあった高校まで毎日、タクシーで通っていた。その頃は、確か市バスが55円で、京都駅から高校までのタクシー代は320円だったと思う。それでも、4人で割るとひとり80円なので、俺は十分だと思っていたが、その差が大きいと見るか小さいと見るかは、意見の分かれるところであった。4人揃わない日も中にはあり、そういう時は市バス乗り場に並んでいる同級生を無理やり誘うのであるが、バス代といっしょにマケてやる、と言っても、なかには絶対にタクシーに乗らないヤツもいた。で、その頃、京都駅には乗り場が三つあり、「小型」「中型」「ハイヤー」となっていた。当然、小型に並ぶのであるが、何日かに一回は、列が長い時がある。そういう時は当然、並んでいる時間があるほど余裕をもって電車で来てないので、「ええい、しゃあないな」っちゅうことで、中型に乗る。ところが、中型は台数が少なかったので、ない時もある。小型が一杯で、中型もない時どうするかというと、これはもうハイヤーに乗るしかない。そうでないと遅刻する。当時も今も、京都は観光客が多いため、ハイヤーが多いが、その当時のハイヤーは名前も知らない左ハンドルのアメ車が多かった。結局、タクシーで学校へ行くことを覚えると、だんだん贅沢がエスカレートしていく。かたくなにタクシーを拒否した連中はこういう事が分かってたんやろね、きっと。思えばこのへんの悪友のおかげで、俺は浪費癖になったんやと思うわ。(ひとのせいにすな、っちゅうねん。)

2007.02.27

■美しい日本語

かのタモリ氏は「等身大の・・・」という表現が大嫌いだとテレビで言っている。それまで気にしていなかった表現でも、いちどそういう話を聞くと確かに意識してしまうのも人間の面白いところであるが、俺も、確かにちょっとひっかかる表現はそれなりにある。代表的なのは、自分のことを話すときに「私って、○○の人だから・・・」という話し方。正式にこの話し方に名前が付いているかどうかも知らないが、どうもこの表現方法は気になる。「俺は(私は)○○である」とそれだけでええやないか、と思う。まあ、言葉自体は時代とともに変化していくものやと思うし、その表現方法も人によってかなり幅があること自体が面白ともいえる。そういう意味では、昔は無かったと思われる言葉で最近よく使われるがイマイチようわからん言葉がある。ひとつは「地勢学」でもうひとつは「目力」である。「地勢学」は最近よく評論家などが「地勢学的には・・・」などと使うケースが多いように思う。そんな学問あったんかいな、と思うが、なんとなく雰囲気的にわかったような気になっているのが自分でも不思議である。「目力」(めじから)は美容関係で使うことが多いように思うが、これもわかったようなわからんような表現である。少なくとも俺の電子辞書には載ってない。まあ、言葉も流行みたいなもんやから気にしてたらキリが無いとは思うけど、どっかの誰かみたいな不用意な発言や、不快語(そういやこれも辞書にないわ)だけはお互いに気をつけなあきまへんな。

2007.02.21

■システム手帳

 バブル期に流行りましたな、システム手帳。特にファイロファックスなんか持ってると、それだけで、デキるビジネスマンていう雰囲気でホンマは欲しかったんですわ。一生モンやとか言われて、何回か店で手にとったんやけど、こんなん、俺には使いこなせへんわ、と思い結局買わずじまいやったけど、最近はあんまり見かけまへんな。最近では携帯電話だけでスケジュール管理してる人もいるけど、やっぱりPDAの方がカッコええなあ、と思う。けど、これも結局俺には似合わんな、となり、最終的には、フツーの1年毎の手帳になってしまう。けどね、これも決め手がないんですわ。人に聞くと、それぞれどうでもええようなそれでいて本人には重要なこだわりを持っているようで、縦型の細身でないとアカンとか、背中が金色で紐が付いてないとあかんとか、地下鉄の路線図がないとアカンとか、まあ、好きなようにしたら、と思うようなポイントをそれぞれが持っている。俺にはそれほどこだわる項目はないけど、これでエエなと思うのも無くて、実はサラリーマンにとって結構重要なアイテムの割には妥協してきた。それでもここ10年ほどは、一応ファッションブランドF社の手帳を毎年買っていた。この手帳も最初の何年かは皮製やったし、周囲が貰いモンのタダの手帳を使っているなかでは十分目立っていた時期もあったが、年々安モンくさくなってきたのと、とにかく販売時期が遅いのに今年は頭にきて、やめてしまった。色々悩んだ挙句、もうどうでもええようになり、最後は某旅行会社のタダの手帳で内定した。でも、やっぱり流石にタダだけあって、紙質も悪いし、スケジュールも書き込みにくい、いまからでも変えようかと思うくらいやけど、スケジュール管理の決め手どっかにないもんやろか。

2007.02.16

■そういえば

  店長今川氏のコラムを読んでいて思い出したが、もう 10 年以上も前、信州にスキーに行ったとき、どこか忘れたが、泊まったプリンスホテルでは、シーツやタオルを宿泊期間中替えなければ、宿泊代を割引します、とういうサービス(立派なサービスやと思う)があった。当然、それを利用して、無駄な資源使わなくて済むし、宿泊代は助かるし、これは、エエなと思ったが、それ以後、同じようなサービスが他でもあるのか、どうか、最近はホテルで連泊することがないのでようわからん。けど、ホテル等のサービス業ちゅうのも確かに大変やとは思う。客の要望は際限なく広がるし、そうかといって資源は有限やしな。高い金払うてんねんやから当然や、ちゅうヤツの方が実際は多いやろしね。なんせ、子供の授業料や修学旅行代は払わんけど、自分らは海外旅行に行く、っちゅう親がこの国にはいるのやから、こういう輩に資源どうのこうのと言うても埒あかんわな。ハワイのホテルでも節水をよびかける張り紙はリゾートホテルであってもあちこちで見かける。こんなに資源のない国で、食べっぱなし、流しっぱなし、やりたい放題の無節操では、どう考えても美しい国にはなれまへんわな。

2007.02.04

■もひとつ愛想0円

  新庄効果もあるのかないのかわからんけど、旅行業界ではH.I.Sさんは凄い勢いで伸びてきたと思う。俺が普段利用するH.I.Sの支店は小さな店でスタッフも3人くらいしか見たことないが、触れ込みどおり親切なスタッフばかりである。でも、今回は、大阪出張の帰りに、せっかくやから大阪の大きな店でいっぺん相談したろと思い、地下街の案内看板を頼りに最大級といわれるH.I.Sのトラベルワンダーランド関西というところに初めて行った。ビルの1階のフロアーに一歩足を踏み入れると、すぐに案内の女性が近寄ってきて、俺の「マウイマラソンの件で」という問いに答えて「マウイですか、マウイは4階になります」と丁寧に案内してくれた。どういう基準で4階かわからんな、と思いながら行ってみると、ただ単に、海外旅行は4階やというのがわかった。さすがに、大きなというか長いカウンターは全部来客中で、しばらく待った後、やっと一番端のカウンターが空いて、担当者も来た。どうも新人のような若い女性である。最初からマウイマラソンの件で、と言っているのに、要領の得ない説明で、しかも途中で思い出したように、「スポーツ・イベントはスポーツ・イベントセクションになります」と言い出した。「それはどこにあるのですか」と聞くと、「こちらです」とH.I.Sの封筒を持ってきて裏面にある各支店やセクションの案内表のスポーツ・イベントセクションの場所と電話番号を示した。よく見ると、今いるフロアーと同じとこや。「これって、ここですよね」とわざとフロアーの奥の方を見ながら言うと、「はい」とだけ答えよる。「ここに、電話で問い合わせるといいんですか」と聞くと、また「はい」とだけ答えよる。あきれついでにもう一つ聞いたろと思い、「Cクラスで行きたいのですが」と聞くと「それはエグゼクティブセクションになります」とまた答えよる。「はあ、それはここですね」と、また、今いるのと同じ場所にあるエグゼクティブセクションの場所と電話番号にこれ見よがしに自分のマーカーペンで黄色を塗ってやった。話の途中で人数を聞かれた時に「二十数人」と言っても、「あ、そうですか」と特に反応もなく、ホンマに売る気あるのかいな、と思わずにはいられんような対応やった。去年も別のところで同じようなことがあったが、二十数人がマウイに行くっちゅうことは、ざっと見積もっても4~5百万のツアーやで、別に媚びへつらえ、て言うてるわけやないねんで、もうちょっとやる気出してもらわんと新庄に失礼やで。

2007.01.29

■愛想0円

  ソフトバンクの法人プランというのが自宅住所の支店から折り込みチラシで入っていた。例によってソフトバンク携帯同士なら通話無料であるが、法人プランというだけあって、事務所の固定電話に登録をするだけで事務所固定電話との通話も無料になると書いてある。これがホンマなら経費節減にはかなりなると思い、事務所の住所の支店に問い合わせてみた。「自宅住所の支店の折込を見て電話しているんですが、そちらの支店にも同じものはありますか?」と聞くと、「はあ、そういうのはウチにはないんですけど、そのチラシの支店に問い合わせて下さい」とそっけない返事である。「いや、あのね、事務所がこちらにあるので、同様のサービスがないかどうか問い合わせしてるんですけど、同じのがなければ、法人向けに何か別の提案とかはありませんか?」とわざわざ、商売の手助けしてやってるのに「う~ん、ないですね」と、あくまで商売する気は無い。仮に、他の支店独自のサービスやったとしても、ちょっと参考にさせてくださいとか、ウチも勉強します、とか、それくらいの事は言うやろな、と思っていたが、まったく反応がない。追いかける立場のソフトバンクがこんな対応では、そら契約は増えんな、と思いますな。孫さん、もうちょっと社員教育しなはれや。

2006.01.20

■お約束の成人式

(その1)
 毎年ボヤいてるような気もするが、今年も各地で荒れてますな成人式。特に那覇市は相当なもんですな。これ、国際通りでモメてる様子は外国へも配信されてるのやろかと思うと、まあ、特に愛国心があるわけではないけど、日本の恥ということには違いがないと思う。もう、成人式なんかやめといたら、という声もあるけど、ちゃんとやってるとこももちろんあるやろし、どうしたモンやろねこれ。まあ、いずれにしても、那覇で暴れてた連中には大人としてきっちり責任とってもろたらエエと思うで。さしあたり、1人100万円くらい罰金とって、夕張市の成人式に寄付したらエエと思いまっせ。こういうのを格差是正っちゅうんですわ。(ちょと違うかな)
 
(その2)
 全く私事ですが、長男が7日の成人式に行くのに、大荒れの天気やったこともあり、車で送っていきましたんや。まあ、会場付近で俺が見た限り、女子は振袖以外はまず見かけなかった。朝から吹雪みたいな天気で、送り迎えの親も大変やろけど、これねえ、何で振袖やないとあかんの、といつも思いますな。まあ、人のことはエラそうに言えんけど、すべて親掛かりで行く成人式なんかほとんど意味がないと思いますな。少なくとも行政主催の成人式はもういらんやろね。強いて言えば自主的な実行委員会方式にして、行政は申請があれば補助するくらいでエエんちゃうの、と思いますな。

2007.01.09

■年末年始の怪

  年末くらいからちょっと気になっていることがある。ホテルのインターネット予約や、ヤフーのID、パスワードを画面で入力する時、必ず「パスワードが正しくありません」と再入力させられること。2回目に同じものを入れると必ず通る。確かめる術もないけど、これ、わざと、エラーにして2回入れさして確認してるのんちゃうか、とこのごろ思えてきてしゃあない。特にヤフーのID、パスワードなんか今までやったら、自分で入力ミスを自覚した時以外、エラーなんかなったこと無かったのに、このごろは毎回エラーや。念のためにもう一度入力してください、というのはよくあるけど、まさか、わざわざエラーにしてるのんちゃうやろな、という疑念が膨らんでくると、だんだん腹が立ってくる。ホンマに入力間違いしてるとは思えへんねけど、何かカラクリがあるねんやろか、誰か真相知ったはりまっか?

2007.01.04

最新記事