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2016.9.28 | 岡ちゃんのぐだぐだコラム

くじ運の悪さ

ある地元の催し物でボランティアとして一日奉仕をしていた。

イベント終盤の山場は抽選会で、一応178番のくじを持っていた。自慢ではないが、俺はくじ運が人一倍悪く、この手のモノに当たったためしがない。それでも、大体の確率でいくと、約10人に一人は当たるので、確率が特別低いわけではない。そのため、経験上はまず当たらないと思いながらも、もし当たったら、自分はボランティア参加であるから辞退しようかとか、近くの誰かにあげようかとか、余計な心配をしていた。で、会場を見渡すと、見たことのある近所のおばさんが入り口付近に立っていた。どうも、抽選会だけ目当てに来た様子である。この人とは他の催し物でも一緒になったことがあるが、名前も知らない。ちょっと厚かましい所があるが、何故か憎めないというタイプの人である。こういう性格の人は何かと得することが多いというのもよくあることで、この人絶対くじに当たるなと思って見ていると、見事的中。早い段階で番号を呼ばれ、商品のワインか何かを引っさげて、貰うもんだけ貰ったらそそくさと帰って行った。

俺の方は、司会が、「次の当選番号は」「ひゃく」「ななじゅう」と声を張り上げたところで、どきっとしたが、最後は「きゅうばん」と呼ばれ、なんや一番違いかい、と、結局おちょくられただけやった。まあ、くじ運の悪い人っちゅうのはこんなもんです。

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