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2006.4.25 | スタッフコラム

紫外線の防ぎ方

紫外線を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?それは、紫外線を吸収するか反射させるかです。
吸収するには紫外線吸収剤というのがあります。日焼け止めクリームにはこの紫外線吸収剤が入っているので紫外線を吸収して皮膚まで到達しないようになっています。また、自動車のUVカットガラスにも紫外線吸収剤が練り込まれています。ですから、透明でも紫外線は99.9%程度はカットします。一方の反射させるという方法は、極端にいえば鏡のような面ですと紫外線はすべて反射しますのでカットできます。日焼け止めクリームには紫外線反射剤も入っています。最近UVカット傘と称してシルバーの表面の傘をよく見かけますが、これは紫外線を反射させて防ごうとしているのです。しかし、100%ではありません。繊維の隙間から光は直接差し込みます。

太陽光は砂浜で20%、舗装道路で10%も反射します。冬山で雪焼けをするのは真っ白の雪に日光(紫外線から赤外線まで)が90%以上反射されるので総量で日の弱い冬にでも日焼けをするのです。完全遮光の日傘をさしていても上からの光は100%遮りますが、周りから反射された光が入ってきます。人によってはこの光で日光アレルギーをおこす可能性があります。完全遮光の傘をさして日光アレルギーになるなら、それは周りからの照り返しが原因です。それを防ぐには日焼け止めクリームを塗ったり長袖、手袋をする必要があります。

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