2014.9.26 | スタッフコラム
水辺の工房 (サンバリア100)
現在サンバリア100の傘は京都と大阪のベテランの職人さんに制作をお願いしています。
この10月から職人さんのご協力をいただいて、サンバリア100のラボ(工房)を大阪大川沿いにつくります。
このラボには大きな二つの意味があります。
まずひとつめは、傘作りは基本的に50年以上変わっていません。
これが良いことなのかどうか知りたいと思います。
ミシンも糸も生地も進化したはずです。
それに合わせた作り方がないのか、新しい目で傘作りに挑戦したいと考えています。
もっと言えば、本当にミシンで傘生地を縫っていいのか、糸を使わない接着の方法はないのか等を研究したいと思います。
もうひとつは、もっと大きな視点ですが、傘の職人さんがサラリーマン以上の収入を得て生活できるシステムを探りたいと考えています。
現在傘の職人さんに限らず、日本の職人さんがどんどん減ってきています。
この原因は仕事が減っていることもひとつですが、収入が少ないからです。
この収入がサラリーマン以上であれば若い人が職人さんになりたいと考える人は多いはずです。
ものをつくる仕事がしたい人は多いはずです。
是非、職人さんが十分生活できるシステムを作り上げたいと思います。