2012.10.18 | スタッフコラム
1級遮光日傘とサンバリア100の違い

傘裏側表面と傘生地断面の違いを拡大画像で見てみましょう。
サンバリア100のフィルム面は一切穴が開いておりませんが、右の1級遮光は穴が見受けられます。
当然ここから光は洩れます。
ですから、1級遮光は遮光率100%でなく、99.99%以上と謳っています。
断面の画像を比較しても、サンバリア100の断面は均一なフィルム面がきれいに生地の上に接着されているのがわかりますが、1級遮光ではフィルムではなく塗っていますので、塗りムラがでていますし、薄いです。
専門的にはサンバリア100は『フィルムラミネート加工』、1級遮光は『コーティング加工』と呼んでいます。
分り易く言えば、『フィルムラミネート加工』はフィルムを『貼る』加工、『コーティング加工』は『塗る』加工のことです。
『コーティング加工』は塗るわけですから、塗りムラが必ずでます。
乾燥途中で表面に穴も空きます。見た目には同じように見えても、拡大画像で見ると似て非なるものというのが分ります。
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