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2011.10.19 | スタッフコラム

サンバリアの傘がすごい訳(傘内側の秘密)

20111019

上の画像はサンバリアの傘生地の反射率を測定した結果です。白生地の表面、裏面(黒色)と黒生地の表面、裏面(黒色)の反射率を測定しました。グラフ横軸が波長(nm)、縦軸が反射率(%)です。この値が大きいほど光は反射します。逆にいえば低いほど光を吸収します。波長は280nmの紫外線領域から2600nmの近赤外線領域までを波長ごとに反射率を測定しました。このグラフで特に注目いただきたいのは、サンバリアの裏面の黒ポリウレタンフィルムコーティングが紫外線、可視光線、赤外線全ての領域において4.3~5.4%の反射率に留まっているということ。逆に言えば紫外線、可視光線、赤外線を約95%吸収しているということです。傘の内側に入る、散乱光も地面からの反射光も傘の裏側で吸収しています。黒のポリウレタンフィルムのなせる業です。
 今回の結果と8月13日の分光光度計による透過率測定結果から、サンバリアの傘は色に関係なく、表(上)からの太陽光を100%カットし、傘裏面では約95%散乱光、反射光を吸収するということがご理解頂けると思います。

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