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2012.12.30 | 店長おとぼけコラム

2012年1月~12月

■フォトブック

20121230
(停電の中での料理作り)

  工房のあるベトナムへスタッフ全員と行ってきました。2回目のスタッフ旅行ということもあり、ありきたりの観光ではなく、ローカルな生活を垣間見たいという希望がありました。ベトナム人のロアンさん宅に寄せていただき、ワーカーさんたちと一緒にベトナム料理を作るという企画です。停電あり、断水あり、プロパンガスが切れるなどそれはそれで楽しい料理教室でした。さすがにワタクシは料理が出来上がった頃に行き、食べるだけの人でしたが。
その思い出深い旅を文庫版のフォトブックにしました。りっぱなまるでガイドブックのような仕上がりにびっくり。しかも価格は一冊800円(キャンペーン中の為)。ネットで簡単に作れてしまいます(と言っても、結局まる1日かかりました) 表紙は屋台で食べたバインカン クア。150円。

2012.12.30(769)

■クジラ対シャチ

11月25日、NHKスペシャルで放送した見ごたえのあるドキュメント番組。春、クジラは子クジラを伴って、餌のオキアミが大量発送する、アリューシャン列島に南の海から移動します。そこに待ち構えているのがシャチの群れ。シャチは子クジラを食べるのです。ではどうやって仕留めるかというと。シャチが子クジラに次々と乗りかかり窒息さすのです。哺乳類のクジラは2分間しか息が続きませんので、シャチに乗りかかれると窒息します。母クジラが抵抗するのですが、ここを通る4分の1の子クジラが命を落とすといいます。番組的には完全にシャチが悪者です。シャチも生きていく上で当り前の行為ではありますが、いたいけな子クジラを仕留めて食べる行為が人間から見れば悪役です。ワタシはクジラの肉が大好きですが、この番組を見てから、クジラの肉は止めようと思いました。シャチの肉を食べようと思ったものです。(シャチにとってはいい迷惑です)
横で見ていた家人が『オスクジラは何してるの。オスは何でいないの。オスはどこ行った。肝心な時にいつもいないのがオス』そうなんですね。オスの姿がないのです。不思議です。(オスもいたのでしょうか、映っているのが母クジラばかりでした)

2012.12.24(768)

■小犬サーファー

20121218

  ホテルのベランダからビーチを眺めていると、サーファーに交じって、何やら変なものがボードに乗っています。望遠レンズで覗くと、なんと、小犬がサーフボードに一人で、いや、一匹で乗っています。上手にバランスを保ちながら、ビーチまでたどりつくと、走って砂浜におり、また、ボードの上へ。『もう一度お願い』と飼い主にせがんでいるようです。飼い主は小犬の乗ったサーフボードを引いて、沖へ歩いていき、50mほど離れた所から、来た波に乗せるようにボードを放します。
さすが、ハワイは犬もサーフィンが出来るのです。

2012.12.18(767)

■前言撤回

86歳の親父は年賀状をパソコンで作っていました。と、過去形になるはずでした。2012年の年賀状には『高齢になりましたので来年からは遠慮させていただきます』と書いていましたから。しかし、大正生まれは一筋縄ではいきません。11月になると年賀状を例年どおり出したくなったのです。周りが『やめとけ』と言っても聞く耳を持ちません。とうとう、いつものように200枚年賀状を書き終えました。
2013年元旦に届くであろう200人の方に申し上げます。『今川はんから年賀状来てんで、 ボケはったんちがうか』と思わないでください、錯乱しているだけです。

2012.12.17(766)

■10回目のホノルルマラソン

20121207

  2000年に初めて参加してから、連続ではありませんが今年で10回目になります。走るのがたまらなく好きということもなく、泣くほどの達成感というのも特にないのですが、続けています。当初はホノルルマラソンというのは一生で一回走ることが夢、そういう特別なものでした。ホノルルマラソンは目標です。その目標に向かって一歩、一歩練習してゆっくり上がっていきます。遅くてもあきらめずに登っていくといつか到達します。
『あきらめない心』を持ち続けるためにホノルルマラソンへ行っている気がします。
(すみません。今回は24KM地点から歩きました。まだまだ『あきらめない心』が不足しています。やり直しや)

2012.12.07(765)

■川島織物セルコンさん

20121203

  京都市原にある本社工場の工場見学によせていただきました。川島織物セルコンさんといえば、創業170年、皇室御用達第一号の名門企業です。インテリア部門では、24メーター巾の緞帳も最後の仕上げをしていました。(これ、新歌舞伎座の緞帳で勘三郎さんと対面叶わなかったことは無念です)。祇園祭の鉾の祭礼幕、横綱の化粧回しも製作中でした。また、織物文化館も併設されており、織物文化の歴史を知ることができます。
この、織物を芸術の域まで高めた、名門の川島織物さんが昨年、LIXILグループの完全子会社になりました。非常に残念です。中国が経済力で何でも飲み込んでしまう様と重なります。

2012.12.03(764)

■座右の銘

33回忌の法事の際、86歳の親父に今川家の家系図を書いてもらいました。親父自ら、養子という複雑な身の上です。昔は親戚間で子供をもらったり、あげたりを簡単に行った時代です。この年になっても今川家の家系が複雑怪奇でよく分りませんでした。説明を聞いていて、「あー、そういう関係やったんや」と、絡んだ糸がほどけるように理解できました。その人の、その家の盛衰を聞いていて、はっきり思ったのは『因果応報』です。人はよい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。

『因果応報』。最近のワタクシの座右の銘です。
(以前は『雨降れば雨を楽しみ、晴れの日は晴れを楽しみ、楽しみある所に楽しみ、楽しみなきところに楽しむ』でした。30年間、楽しみなきところに楽しんできました。もう十分堪能しました。)

2012.12.01(763)

■秋の蚊

86歳の親父は京都新聞の『読者の声』欄に投稿することを生きがいとしております。採用され、名前が掲載されるのを無上の喜びと感じております。先日も『久しぶりの蚊取り線香』という投稿が採用されました。そのなかで「自慢ではありませんが、わが家では蚊の発生がなく、長い間、蚊取り線香をたいていませんでした」と書かれています。しかし、これは嘘です。蚊はいますが刺されないだけです。80歳を過ぎた人間の血を吸うと、自分たちが弱ってしまう、時には命を落とすと蚊は知っているのです。現にワタシは蚊に刺されまくりました。秋の蚊は強烈です。

2012.10.22(762)

■仁徳天皇陵

20121015

  堺市役所の21階展望台(80m)から仁徳天皇陵を見ると、素人は上の画像のような教科書でおなじみの前方後円墳がばっちり見えると想像します。実際は下のような眺めです。よくよく考えれば、上の画像は飛行機から撮っています。たかだか80m程度の高さからはそもそも見えるわけがないのです。堺市役所がスカイツリー程度の高さがあればきれいに見えるかもしれません。でも、この展望台からの360度パノラマの眺めは見事でした。お薦めします。

2012.10.15(761)

■海洋堂

20121002

  147円のペットボトルのおまけに右のようなピーターラビットのフィギュアが付いていて、その精密で感動するようなフィギュアを作っているのが海洋堂ということを5年前に書きました。最近、『カンブリア宮殿』に海洋堂が取り上げられたのを機に改めて海洋堂のすごさを知りました。『会社の成長、興味なし』『頭のおかしい会社』と社長、自らおっしゃるのだからユニークです。
日本では職人と呼ばれる人がどんどん減ってきて、その伝統的な技術が継承されないと心配されています。しかし、オタクは日本の新しい職人なのです。海洋堂のまったく新しい職人達が新しい日本の文化を作って、世界に感動を与えるのだと誇らしく、また、少し安心をしました。好きな事を突き詰めるというのはすごい結果を生みます。『唯一無二』(村上龍)です。

2012.10.02(760)

■9年目の稲刈り

20120925

  黄金色に実りました。青天のもと稲刈りです。無農薬といえば雑草との戦いですが、わたしたちの田んぼには雑草がいっさい生えていません。その理由は水の管理です。雑草は水の中では育ちません。ですから、常に水を枯らすことなくはっていれば雑草は生えないという理屈です。当初は雑草に悩まされました。抜いても抜いてもコナギ(雑草)は生えてきました。しかし、ココ2年は雑草は生えません。雑草に勝ちました。?

2012.09.25(759)

■『NEWクレラップ』の努力

20120825

  クレラップが発売されたのは50年前、20年前に『NEWクレラップ』になってから、毎年、毎年新しくなっても、『NEWクレラップ』は『NEWクレラップ』です。小さな改良の積み重ねです。切りやすさ、ラップの巻き戻りのしにくさが主ですが、刃を植物生まれのプラスチックにしたり、捨てる時に分別しやすくしたり、これでもか、これでもかという、それはそれは涙ぐましい改良努力です。
いつも、感心をして『NEWクレラップ』を使わせていただいております。

2012.08.25(758)

■節電の夏(2年目)

20120823

  我が家にはいただきもののうちわが4本あります。同じように見えますが製造元が異なりますので、微妙に大きさや形も違い、竹のしなりも違います。それ故、風のやわらかさとぶ厚さが微妙に異なります。
このうちわのお蔭で、今年も一度もクーラーをつけずに夏を乗り切れそうです。それにしても、もういい加減に酷暑が終わって欲しいです。疲れてきました。

2012.08.23(757)

■東京オリンピック

48年前、小学3年生の時でした。日本国中、オリンピックに熱く湧いていました。オリンピック実況ダイジェストの赤いソノシートが雑誌の付録についており、それを何回も何回も聞き続けたのを思い出します。『第18回オリンピアを祝い』の昭和天皇の開会宣言から始まり、『練習ではもちろん上げている。・・』重量挙げの三宅義信、『円谷2位で国立競技場に帰ってきた。すぐ後ろにヒートリー。・・・・ヒートリー出た。ヒートリー出た』のマラソン、『7回目のマッチポイント。・・おーっとソ連にオーバーネット。日本金メダル』の女子バレー。今でも耳に残っています。
今回のロンドンオリンピックでオリンピックへの関心が急騰したと思います。2020年、もう一度東京でのオリンピックを見たいものです。

2012.08.18(756)

■タカハシ コレタカ

20120711

  あたしは犬も猫もハリネズミも苦手です。身近にハリネズミを飼っている娘がおります。ハリネズミの名前はタカハシ コレタカ。2代目です。先代はタカハシ コレキヨ。大蔵大臣として有名な高橋是清から名前をいただいております。(高橋是清様申し訳ございません) 2代目は是清の息子、高橋是賢にちなんでいます。先代は先日風邪をこじらせ、5日間の入院ののち息を引き取りました。入院費も一日6000円と立派な値段でした。
コレタカには長生きをしてほしいと思っています。

2012.07.11(755)

■二人三脚

20120629

  よく見ると、カエル2匹の足をひもでつないでいます。これだけで、カエルは逃げられません。特に柵をしなくても逃げられないわけです。カエルは相手を無視して自分勝手に逃げようとします。人間なら「こっちの足から行くでえ~」と言って、イチ、ニイ、イチ、ニイ と走っていけるのですが、カエルの場合はこれがどうも出来ないようです。お盆からはみ出しても、ヒョイッと元に戻されていました。
(ホーチミンのタンソンニャット市場で)

2012.06.29(754)

■チャリナビ

20120605

  自転車で遠出をする時、やはりナビがあれば便利です。先日大阪通天閣へ行くのにナビがないため、随分遠回りをしてしまいました。今回はこのナビを頼りに行ったので早く行けました。でも、欠点はあります。まず、強い日差しの下では画面が極めて見にくい。手で影を作らなければ見えない。 もう一点、電池が3時間程度で切れます。3時間はあまりにも短い。琵琶湖なら5分の1周もできません。せめて、太陽電池パネルを背たろうて充電出来るとか、自転車に発電機を付けて充電できるとか考えていただきたかったですパナソニックさん。

2012.06.05(753)

■9回目の田植え

20120527

  京都美山での無農薬米作りも9年目を迎えました。9年やっても米作りは深く、10人のプロに聞いても答えは十人十色。絶対的な答えがないのが米作りです。
9年目となるとメンバーも2世代目に入った感があります。子供が小さい時は一生懸命連れてきますが、小学校高学年や中学になると時間が合わず徐々に遠のいていくのは自然なことです。
というわけで、今年からは1歳、3歳も新加入でメンバーも若返りました。
これから収穫まで、雑草との戦いです。今年の収量はいかほどに。

2012.05.27(752)

■浪速のスカイツリー

20120521

  神戸から35km、自転車で2時間。通天閣、新世界は初めてです。高さはたった100mですが、この凱旋門にエッフェル塔を乗せる(初代)というユニークなデザインの通天閣は存在感があります。『スカイツリーには高さでは負けますが、おもしろさでは負けまへん』と通天閣の社長もおっしゃっていましたが、通天閣に上がるにも長蛇の列。串カツの『だるま』も長蛇の列。新世界は大賑わいです。いたるところ串カツやばかりで、新世界イコール串カツやとは知りませんでした。そして、一歩わき道に入れば、大衆演劇にピンク映画、昭和が残っています。ディープな大阪、なかなか楽しいものでした。

2012.05.21(751)

■最後の共演

20120508

  手前生レバー、後ろ ユッケ。ユッケは昨年のあの事故以来、焼き肉屋から姿を消したと思っていましたが、都道府県の許可があればまだ提供できるとは知りませんでした。片や、生レバーは6月いっぱいで日本国から姿を消します。
この両者最後の共演。寂しくなります。

2012.05.08(750)

■京おどり

20120410

  京都の春を彩る花街の春のをどり。祇園甲部「都をどり」を皮切りに、宮川町「京おどり」、上七軒「北野をどり」、先斗町「鴨川をどり」と続きます。ここ4年、毎年京おどりを見に行っております。公演時間は小一時間、七景ですのでテンポがよく飽きません。フィナーレは宮川音頭の総おどりでしめます。甲子園でいうと六甲おろし。一緒に唄って、全身がしびれます。
鴨川沿いは満開の桜。京の春どす。

2012.04.10(749)

■立本寺(りゅうほんじ)の桜

20120409

  この立本寺を通り抜けて仁和小学校に通っていました。そのころは桜がこれはほどきれいとは感じなかったものです。ここは児童公園にもなっていて、よく野球で遊んでいました。ここには桜を守るカミナリオジサンがいて、野球をしていると『コラーッ』と家から走り出してきます。我々は蜘蛛の子を散らすように逃げました。何故、野球をしたらだめなのか当時は分かりませんでした。ボールが当たって枝の1本や2本折れるくらい何とも思いませんでした。 昨日、久しぶりに立本寺の桜を見に行って驚きました。昔は近所の人しか見物に来ていませんでしたが、今ではタクシーで見物に来る人も多く、望遠レンズの一眼レフをもった観光客が多いのです。
あれから、50年、立派になった桜を見ると、あのオジサンを思い出し、改めて感謝の気持ちです。(宮田さん ありがとう)

2012.04.09(748)

■3D

20120331

  3Dといえば、ディズニーランドで見るアトラクションの3Dを思い出します。顔の前まで映像が飛び出してきて、手に取れそうな迫力です。スターウォーズの3Dが迫力満点でおもしろいと言われ、見に行きました。もちろん映画館での3Dは初めてです。映画の3Dは飛び出してくるというより、奥行きがあるということなんですね。
よく考えてみれば、2時間もブンブン宇宙船やら宇宙人が目の前に飛び出してくると 疲れて倒れます。

2012.03.31(747)

■サンバリアカタログ

20120323

  ネットが見られないお客様もまだまだ多くいらっしゃいます。これまでは、『カタログ送ってください』と言われても、なかったので、やむなくHPの画面をプリントアウトして送っていました。そんな訳で、新たにきちっとしたカタログを作成することに。まず、どのようなスタイルが良いか、ナイキなどのカタログを収集して研究。結局、はがきサイズで中はA3サイズ2枚を折りたたんで収納するタイプに決定。デザインはプロのデザイナーに依頼しました。しかし、サンバリアは商品数も色数も変動します、修正は自身で出来るようにしています。また、印刷も自分たちでプリントアウト(表紙は印刷です)。折り込み、のり付けもスタッフの手作りです。
見やすいカタログを心がけましたので、ご購入の際のお役にたてればと願っています。

2012.03.23(746)

■京都マラソン

20120312
参加Tシャツ(京都丸出し)と
フィニッシャータオル

  快晴。フルマラソンでは第一回となります(過去ハーフマラソンはありました)。コースは西京極から嵐山、広沢池、仁和寺、今宮神社、京都国際会議場、鴨川河川敷、最後ゴールは平安神宮の大鳥居という京都一周観光コースです。特に、ゴールゲートが大鳥居というのがちょっとそそります。ランナー15000人というのは東京、大阪、神戸のマラソンと比べると規模は小さめ。しかし、アップダウンが一番激しいコースでした。京都市内は北と南ではかなり高低差がありますが、東西でも高低差があるのを体感しました。足にきました。
13回目のフルマラソンですが、一番ダメージが大きく、本日、階段をまともに降りられません。情けない。

2012.03.12(745)

■通帳記帳

ATMで通帳を記帳するとき、ページの最終行まで印字されている場合、そのページをATMに入れるか、印字されていない次のページを開けて入れるか迷います。ワタシは機械にお手数をかけるのが悪いので、新しいページを開けて入れてあげます。しかし、よく考えれば、ATMは新しいページを読み取ると、一旦ページを戻して前ページを読み取り、最後の行まで印字されていると認識すると、また、ページをめくって新しいページに印字するわけです。最終行まで印字されたページを入れる場合と比べて、一手間増えて、ATMにとってはいい迷惑です。
しかし、思わず新しいページを開けて入れるのは’機械相手にも思いやる’気持ちからくるのでしょうか。

2012.03.08(744)

■バリアフリーの落とし穴

両親は健在ですが、80歳を超え、さすがに体の衰えを隠せません。実家は京都の安普請の町家ですので昇り降りの多い構造になっています。そこで、流し(キッチン)からトイレ、風呂に通じる廊下をバリアフリーにリフォームしました。これまでなら流しから戸を開け、一旦地面に降りなければいけなかったものを面一にしました。『よっこらしょ』ということがなくなったわけです。しかし、これが裏目に出ました。50年以上同じ家の造りに慣れていると、体が『よっこらしょ』を覚えて沁みついているのです。母がトイレから流しの方へ行くのに戸を開けて『よっこらしょ』と足をあげたのです。段差がないのに。(カラ足を踏むというらしいです)そして、バランスを崩して、顔からフローリングに倒れ、顔を痛打しました。ガチャンと大きな音がしたにもかかわらず、耳の遠い父は何知らぬ顔でテレビを見ています。幸い、大事には至りませんでしたが、安全だと思っていた、バリアフリーの意外な落とし穴でした。

2012.02.28(743)

■横断できますか?

20120227

  ホーチミンは信号が少ないということもあり、人、自転車、バイクなど平気で道を横断します。コツは決して走らないこと。走ると確実にバイクに轢かれます。ゆっくりとバイクの流れのなかに身をゆだねる。そうするとバイクの方がよけてくれます。ただ、自動車には気を付けないと、自動車はよけてくれません。
右の画像は朝の通勤時間、ひっきりなしに夥しい数のバイクが行き交います。道の横断には多少慣れていたつもりでしたが、さすがにこの道幅、このバイクの量、3歩進んで怖くて引き返しました。それでも、呼吸を整え、バイクの洪水の中へ。向かってくるバイクに『ワッ』『ワッ』『ワッ』と小さく慄きながら歩いては止まり、止まっては歩き。
渡り切った時にはなんだかベトナム人になったような気分でした。しかし、怖ろしかった。

2012.02.27(742)

■オー・ソラ・ミオ

20120223

  はとバスの2階建てオープンバス ‘O Sola mio(オー・ソラ・ミオ)。べたなネーミングですが一回聞けば忘れません。東京駅からスカイツリー往復の約1時間ドライブ。冬は震え上がるほど寒いですが、なかなかおもしろい。出発早々、JRガード下を通りますが、高さ制限が3.8mのところ、バスは3.6m、ぶつかりそうになり思わず声を上げました。首都高速に乗ると、大きなジェットコースターに乗っている感覚。屋根がないというのは実に開放感があります。スカイツリーを見上げるにはやはりオープンルーフがぴったりです。
オー・ソラ・ミオに乗ったあとは今、注目の丸の内散策。お薦めのコースです。

2012.02.23(741)

■燃やすごみ

ゴミの分別は自治体によって大きく異なります。ワタシの住んでいる神戸市は大きく分けて燃えるごみ、燃えないごみ、容器包装プラスチック、缶・びん・ペットボトルの4種類の袋で出します。しかし、同じ兵庫県でも尼崎市は下のように、『燃やすごみ』というのがあります。『燃やす』とは尼崎市のなんでも燃やしてやろうという強い決意を感じます。普通は燃えないと思われる電池、セトモノまで燃やしてしまいます。クリーンセンターの能力がそんじょそこらのセンターと違い、極めて高いのか、それとも分別してリサイクルをしようという気持ちがないのか定かではありませんが、『燃やすごみ』という分け方にはなぜか笑えます。(しかも週3回も収集に来てくれます)
逆の『燃やさないごみ』というのは存在しません。あくまで燃やしつくします。

20120116

2012.01.16(740)

■『ロケット品質』

20120112

  直木賞受賞作 『下町ロケット』 は下町の中小企業のバルブシステムがキーデバイスとなり大企業の商用ロケットに採用されるまでを描いています。その小さいながらも命の入った超高品質は『ロケット品質』と呼ばれています。
笑われるかもしれませんが、サンバリアも商品の品質を上げていつかは『傘業界のロケット品質』と呼ばれるよう努力します。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2012.01.12(739)

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