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2006.9.27 | 店長おとぼけコラム

2006年7月~9月

■日本製

タンさんが帰国しました。ダンボール5個、カバン4個すごい荷物です。関空まで見送りに行きましたが、その荷物の半分はお土産。ベトナム人は必ず皆にお土産を買って帰ります。(たいへんだー)ベトナム人は日本製が大好きです。でも、タンさんは困っていました。「服も日本製じゃない。ほとんど中国製。電気製品もメーカーは日本でも中国製。日本に日本製がない。」ほんと、言われてみればそうです。日本で日本製を見つけるのが大変な時代です。あるベトナム人は日本のセラミックの包丁を使わずに飾って、自慢しているそうです『これ日本製。とてもよく切れる』

すぐにまた、ベトナムで会いましょう。3年間、ベトナム語を教えてくれてありがとう。ご期待に添えずこんなレベルで申し訳ありませんでした。

2006.09.27(568)

■稲刈り

20060925
収穫が終わりバンザイ

  梅雨明けの遅れ、8月の猛暑、9月の雨それでも元気に稲は成長し、実りました。昨年より収穫量は少ないものの出来は昨年より良い気がします。毎年、『天候が不順で・・・』とか天候のせいにしますが、理想的な天候で収穫を迎えるということはないのです。
今年も、手刈りを2時間程して、飽きたところで、コンバインの登場となります。今年はこなぎという雑草がびっしり生えていましたので、コンバインの歯につまってスムーズに行きませんでした。それでも1時間あまりできれいに収穫が終わりました。

小学一年の女の子が親とおそろいのかわいい地下足袋を履いていたので、
「それ、どこで買ったの?」と聞くと、
「こんぴゅーたー」
????(インターネットか)
時代はそんな時代なのです。
(「コーナン」という答えが返ってくるかと思っていたワタシは古い)

2006.09.25(567)

■スカイプ

興味はあったのですが、必要に迫られないとなかなかやろうとはしません。このスカイプとは音声通話ソフトのこと。要するにスカイプ同士であれば通話が世界中無料です。タンさんがベトナムに帰るので、これを機にトライしました。画像の電話機(7500円)はスカイプのソフトが内蔵されているので、USBに接続するだけでOKです。きわめて簡単に接続できました。スカイプの登録人数は国内で700万人、全世界で1億人。
もうそこまで、世界中通話無料の時代が来ているのです。

20060920

2006.09.20(566)

■知恩寺手作り市

毎月15日、京都百万遍の知恩寺では「手作り市」が開かれています。天神さん、東寺さんの市とはまた違った雰囲気があります。文字通り、食べ物から雑貨まで手作りのものしか売れないわけですので、見ていてとても楽しいものです。若い作家さん達が多く、シャレた市です。最近はマスコミにも取り上げられ東京からもわざわざ来る方がいらっしゃるとか。
ワタシは何を探しに来たかというと、古い着物の生地。今年の秋のテーマは、それでアロハシャツを手作りして、12月のホノルルマラソンに着ていくこと。正絹の羽織を500円で買いました。これで、アロハシャツを自分で縫って作ります。

20060916

2006.09.16(565)

■日本語ムズカシイ(11)

カラオケで「部長、なにげに歌うまいですね」といわれてびっくりしたということが新聞に書かれていました。この「なにげに」という言葉は、聞いたことがありますが、意味は「何となく」くらいに思っていました。「なにげに歌うまい」は一応褒め言葉のようで「案外歌うまい」より若者としては気をつかった言葉らしいのです。
我が家の娘に「『なにげに』って、よく使う?」
「ビミョウ」

どこまでいっても最近の日本語は理解できません。
日本語ムズカシイです。

2006.09.14(564)

■日本語ムズカシイ(10)

タンさんに聞かれました『吉(ヨシ)の土は下が長いですか?上が長いですか?吉野家のヨシは下が長い。でもコンピューターで出てこない』
そうなんです。親父にも『吉の下が長い字はどーやって出すね?』 と聞かれたことがあります。

『どっちでも一緒』 と簡単にいえないところがあります。『きち』 を変換するとヨシと同じ漢字が出てきます。これでは『吉(ヨシ)』 か『吉(キチ)』 か分かりません。

日本語ムズカシイです。(今回も結論なし)

2006.09.13(563)

■琵琶湖1000m大会

今シーズンもドラゴンボートは元気にしっかりやっています。普通のレースは長くて500mの距離を競います。200mスプリントという大会もあります。10日、琵琶湖瀬田漕艇場で行われたのは日本初の1000m。はるか向こう、1000m先のスタート地点に行くだけでも疲れます。でも、スタートしたらこの長さが結構おもしろいのです。5分ほどの間にドラマがあります。
結果は先行するチームが舵を誤り、コースアウト。我々は棚ボタの3位。
2年前にも同じようなことがありました。こんなことでないと勝てないのです。

20060911
1000mゴール前、バックは大津プリンス

2006.09.11(562)

■シャワークライミング

20060904
この画像を見れば
ちょっとやってみたくなるでしょう

  沢登りのことです。ウェットスーツにスライディングパンツ、そしてライフジャケットにヘルメットという重装備です。大人気で普通15名程度のグループで登りますが、その日は30名の大ツアー。おかげで時間がかかること。途中ロープで数珠つなぎになりながら岩を登ったりします。8mからの滝つぼへのダイビングは豪快です。

おかしかったのはこの沢の横を半ズボンの軽装のハイカーたちがヒョイヒョイと登っていくのです。『私たちちょっと大げさな格好?』と思わずにはいられません。

マイナスイオンをふんだんに浴びながら爽快なものでしたが、約4時間、飲まず食わずのツアーは疲れました。一度体験すればもう充分といったシャワークライミングでした。

2006.09.04(561)

■乗鞍2006

今年で6回目になりますか(忘れましたが)、乗鞍マウンテンサイクリングに行ってきました。標高1400m地点から2800mのゴールまで23kmをひたすら登るだけのレースです。今年は新しい自転車でモチベーションも高まっているはずですが、足が動かず、ラスト5kmは自転車を押して歩きました。毎年、登っていますが苦しいので周りを見る余裕もなく、ひたすら目の前の地面を見てこぐだけでした。歩いてみると乗鞍から見る景色は抜群で『こんなにきれいな景色だったんだ』と感激しました。
毎年、苦しく『人生』を感じるこのマウンテンサイクリングですが、ちょっと足を止めて周りを見渡すのも『人生』には必要だと教えてくれました。(現実は足を止めてばかりです。ちょっとは走れよ。)

2006.08.31(560)

■1キロ5万円

乗鞍マウンテンサイクリングに出るために今年は新しい自転車を買いました。今まで6年間、もらい物の自転車(それでもフレームはフルカーボン)で出場していたのですが、新しい自転車で気分一新がんばるわけです。ロードの自転車はとにかく軽量化を計らなければなりません。フレームが大きなポイントになるのですが、1キログラム軽量化すると5万円は価格がアップします。2キロだと10万円高くなります。

乗る人間の体重を落とす方がよっぽど安上がりです。

2006.08.25(559)

■星の木もれ陽

9月10日まで越後妻有でアートトリエンナーレ(大地の芸術祭)が開催されています。見に行きたかったのですが時間が取れず、断念しました。その中に、『星の木もれ陽』プロジェクトというものがあります。「木もれ陽の形は光源の形になる」という「何とか効果」というのを応用するのです。50年間生きてそれを知らなかったので大いにバカにされました。要するに星の形の大きな光源を作り、それをクレーンでつるします。夜、木立の上から星の形の光源をあてるのです。そうすると木漏れ陽は星の形になるのです。なんと夢のあるプロジェクト。
この説明で分かっていただけましたでしょうか 。分からない方は↓

http://www.echigo-tsumari.jp/writer/index.html (2006年度作品のKの7を参照)

2006.08.24(558)

■北近畿自動車道豊岡

7月に春日から和田山までやっと開通しました。この区間はなんと無料です。最初から採算が合わない道路は税金を投入して作ります。おかしな話です。その理屈が通るなら日本の高速道路は全部無料に出来るはずです。
いつも神戸から和田山まで2時間かかるところが30分短縮して1時間半で行くはずでした。
人生と同じで計算どおりいきません。終点の一般道と接続するところで大渋滞。結局2時間かかりました。

まあ、よくある話ですが。

2006.08.16(557)

■ベトナム人とタカラヅカ

タンさんご夫婦をタカラヅカにご招待しました。前もってタカラヅカのパフレットを見せた時、
「コレ、ワタシ タイのパタヤで見ました」
「タイでもタカラヅカみたいなのがあるの?
・・・・・・・?
それ、オカマのショーや 」
「コレ 全員 女性ですか」

そして、1部と2部の休憩時間
「ホントに歌っているんですか?」
「マイクつけて 生オーケストラに合わせて 歌っている」
「タイではテープだった。すごいですね。」

そして、今日の舞台「ファントム」が終演
「日本に来て4年。今日が一番よかった。すごくきれい。」

そうか、喜んでくれてありがとう。
タイのオカマのショーと一緒にせんでほしいわ。日本人として。

2006.08.12(556)

■酷暑でダウン

連日35度を超える暑さにまいります。ワタシはクーラーのきいた部屋での作業ですので文句はいえません。そんな連日の暑さとは関係ないと思うのですが、次から次と電化製品が故障していきます。コーヒーメーカー、電話機そして、(これは暑さが原因か)冷蔵庫が故障しました。冷蔵庫と洗濯機は1日でもないと現代生活を続けられない必需品です。冷蔵庫はまず、冷蔵室が効かなくなり、次に冷凍庫が効かない、と徐々に症状が悪化していきます。修理費が7万もかかるということでやむなく新しい冷蔵庫を手配しました。
本当はテレビが故障して欲しかったのですが、15年目のブラウン管テレビは色が褪せたとはいえまだ映ります。次に買う液晶テレビの機種まで決めているのですが、なかなかしつこく映っています。故障するまで買い替え許可はおりません。

2006.08.10(555)

■三つの田んぼ

今年で米作りは3年目です。無農薬で育てていますのでどうしても雑草が生えます。雑草は稲の生育のじゃまをします。7月は2回草取りに京都美山まで行きました。我々が借りている田んぼの横には同じように大阪の女性グループが米作りをしています。ここは徹底的な無農薬志向ですので、肥料も土に入れません。田おこししたままの状態に苗を植えて育てています。従って、育ちは悪く、我々の田んぼの稲の半分くらいしか育っていません。我々は除草剤は入れませんが、肥料は撒きます。
その横の田んぼはプロの百姓さんの田んぼですから、除草剤も入れていますので、雑草もなく大きく青々と育っています。

三つの田んぼの稲を見比べると、それぞれの作り手の思いというものが田んぼから見えてきます。おもしろいものです。

2006.07.26(554)

■土用の丑

大阪 道修町 『現長』へ鰻を食べに行きました。ここは100年続く、鰻の老舗。知り合いのご両親が経営されています。周りはビルがバンバン立っていますが、 『現長』だけは時間が止まったようなたたずまいです。バブルの時期、地上げをもよく乗り越えてこられたと感心します。
土用の丑ということで関西テレビが取材に来ていました。おもしろいのが、客の皆さんはカメラが回るととたんに静かになること、みんなカメラを意識しているんです。
『現長』は娘さん二人ですが継ぐ気はないようです。もったいない。『現長』ただいま従業員の平均年齢71歳。店も従業員も年期がはいっています。次の100年も是非続けて欲しいです。

2006.07.24(553)

■所得と収入

ベトナムでは市民の足はバイクで、『ホンダ=バイク』の意味で使われています。ホンダのバイクは約20万円、中国製の『サンダ』は10万円以下です。ベトナム人は平均所得が月1万円以下なのに、20万円もするバイクをひとり1台もっています。タンさんに何故買えるの?と聞くと『所得と収入はちがう』と言うのです。『たとえば、大学の教授は給料低いですが、他の会社の役員になっている』と言います。要するに、副業をみんな持っていると言いたいのでしょう。

それにしても、よく理解できない経済構造です。

2006.07.18(552)

■交通安全協会

優良運転者のいわゆる『ゴールド免許証』 を知らない人は意外に多いです。家人の免許証を見たとき『ゴールド免許証か』と言ったら『どこが?』と返されました。免許証全体がゴールドと思っているのです。クレジットカードと勘違いしています。
ワタシは今月、免許証の書き換えでした。惜しくもゴールド免許証は逃しましたが、5年間で軽微な違反が1回だけということで、有効期間は5年となりました。3年と5年ではえらい違いです。講習も1時間。2時間の講習なんて耐えられません。最近、じっと1時間以上座っていることが出来ないのです。
あと、いつも腹が立っている、『交通安全協会』 の加入姿勢が極端に低くなりました。以前はあたかも加入が義務のようにふるまい、3年前の更新時は1回断ると、もう一押し加入を強要してきました。今回の更新のときは『任意ですのでよろしければ隣の窓口でご加入ください』と低姿勢でした。それでも言われた人の中には義務と勘違いして加入の手続きをしている人が結構いました。
免許の更新と車検は10年単位ぐらいでいいのです。まだまだ構造改革は道半ばです。

2006.07.13(551)

■アイデアル

『なんである、アイデアル』 。もちろんテレビで見ていました。5歳の時のCMです。それを見て将来、傘屋になろうと思いました。 というのはもちろん冗談ですが、印象深いCMのひとつです。そのアイデアル社が自己破産申請を出したといいます。負債額は13億円。安価な輸入品に押されて不振におちいったというのです。ワタシは常々いっていますが、『骨を制するものは傘を制す』。アイデアル社は骨のメーカーでもあるのです。アイデアル社はもっと早く海外に目を向けて手を打つべきだったのです。今でも、折りたたみの傘の中棒を押し込めば骨がバンと折れると思っている方が多数いらっしゃいます。これはアイデアルが開発したバネ式折りたたみ傘です。それだけ一世を風靡したのに、なんともおしいことです。

2006.07.01(550)

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