戻る

戻る

2004.8.30 | 店長おとぼけコラム

2004年6月~8月

■乗鞍2004

今年も乗鞍マウンテンサイクリングに行って来ました。1400M地点をスタートして2800Mのゴールまでひたすら登るだけの過酷なレースです。朝、雨音で目が覚めた時、2年連続大会中止が脳裏をよぎりましたが、幸い雨も上がりドン曇りの中レースはスタート。気のせいか、毎年、坂の勾配がきつくなっているように感じられます。こいでもこいでもゴールははるか彼方。霧か雲か知りませんが視界は100メーター、頂上付近では小雨も振り出し、気温も13度、寒さで鳥肌が立ってきました。そんな中、既にゴールを終え、下ってくる選手から声がかかりました。

「最大のライバル自分に負けるな!」だって、

別の鳥肌が立ちました。

2004.08.30(381)

■夏休みの課題

20040817

 完全遮光の傘は確かに涼しいですが、何度くらい涼しいのか、また、99%とか99.9%とUVカット率が表示されている傘と比べてどのくらい違いがあるのかというのを数値で示そうと右のような計測器を用意していました。左から紫外線測定器、デジタル温度計、赤外線温度計。春先から用意していたにもかかわらず、今年の暑さに負けて、今だ測定は済んでいません。日中のあのキツイ陽射しの中で一人で実験をする気にはなれませんでした。面白い結果が出るかもしれなかったのに残念。

来年の宿題ということで。

2004.08.17(380)

■米作り(4)

稲は穂を垂れるまで成長していました。除草剤をあまり使わないので、稗(ひえ)も稲に負けることなく1m20以上になり、稲を軽く越しています。(左の写真、下の方が稲穂で空をバックに写っているのが稗)この稗を取らないとコンバインに稗がからまって稲刈りが出来ないらしいのです。稗は1本1本ハサミで根元からカットします。稲の中に顔を突っ込んでの作業です。顔に稲、稗が当たりチクチクします。腰も痛くなってきます。炎天下、2時間ほどでばてました。

美味しくて安全な米を収穫するには簡単には行きません。何事も労力を惜しんではだめです。9月初旬には稲刈りです。

20040811

2004.08.11(379)

■傘の通気性

晴雨兼用傘というのは、雨でも使用できるように防水加工を施しているわけですが、この方法はシリコン系樹脂をコーティングするわけです。つまり、繊維の隙間を目止めします。綿の生地でもこのような防水加工をすることで雨を通しません。(『UVカット処理』とよく書いてあるのは、その防水樹脂に紫外線吸収剤を混ぜています。)防水加工をするということは繊維の目止めをするといいましたが、それはイコール通気性もなくすことなのです。試しにお手持ちの晴雨兼用傘の生地に口をあてて、空気を送ってください。空気(息)を通さないはずです。もし通るようなら防水が弱いか防水加工をしていません。ヨーロッパ製の傘は息がスーと抜けます。ですから雨が洩るのです。

要するに晴雨兼用傘は綿100%でも通気性はないということです。通気性があって涼しそうに見えるだけです。(この『見えるだけ』が日傘にとっては大切なのですが。)

2004.08.06(378)

■日本経済新聞

しがない個人商店主といえどもやはり『日本経済新聞』くらいは読まなきゃと思い(遅いか)、購読をはじめました。ところが、どうも日経は読みづらいのです。内容が難しくて理解できないという意味ではなく、見づらい。原因は文字の大きさが、今読んでいる、朝日新聞と比べて若干ですが小さいからです。二紙を比べてやっと分かりました。朝日新聞が2年前に『朝日は文字が大きくなりました』と、さもいいことのように宣伝していましたが、ここへ来てそれが非常にありがたいことだと分かった次第です。50才前になってくると目も衰えてきます。目が衰えると思考力も集中力もなくなってきます。

目もジムへ行って鍛えられたらいいのにと思う今日この頃です。

2004.08.03(377)

■不純な動機

20040727

 8月29日の乗鞍マウンテンサイクリングに向け練習を開始しました。毎年、『もっと早く始動しよう』と思っても1ヶ月前からになってしまいます。中学の時の試験勉強と同じです。ギリギリまでやらない。しかし、まだやるだけまし。このレースは海抜1400m地点をスタートして、2800mのゴールまで、ひたすら登るだけのレースです、練習して行かなかったら泣きをみます。このレースに参加することになったのは友達に「コノ自転車やるから、毎年出場せい。」と言われて「よっしゃ」と二つ返事で答えたのがきっかけです。フレームだけで15万円もする自転車もらったら出ないわけにいきませんから。それ以降、今年で7回目の出場です。

ボクって律儀です。

2004.07.27(376)

■米作り(3)

6月のレポートが抜けましたが、只今 雑草と格闘しています。といいますのも、無農薬で米を作ろうといていますので、雑草が稲より力強く育っています。1ヶ月に1回美山に行って作業をするという、そんなペースでは追いつかなくなってきましたので、時間のある人は積極的に美山へ行って草刈りをしています。結局、当初は完全無農薬で行くと言っていましたが雑草の力強さに負け、一部 除草剤を撒かざるを得なくなりました。それでも稲科の稗(ひえ)には効かないので手作業で刈ります。

簡単には美味しいお米は出来ません。収穫の後の12月にはその稲でしめ縄作りも予定されています。さー、来週は美山に草刈りに行きますか。あー、暑そう。

■米作りでお世話になっている美山粋仙庵の山田さんご夫婦がフジテレビ『人生楽園』で24日紹介されました。また、どっと人がくるぞ。
http://www.suisen-an.com/

2004.07.25(375)

■その後の喜び組

20040723

 昨年10月に北朝鮮国営冷麺店がオープンしました。その店に行くのは3回目です。やっぱり本場北朝鮮の冷麺はコシがちがう。うまい。喜び組も人数が増えているようでパワーアップ。あの時代錯誤のメイクがきれいです。襟元の金正日バッチも光ります。何故か、この喜び組、「♪キメタ、キメタ、オマエート ミチヅレニー♪」と上手に『道づれ』を口ずさんでいました。特に我々日本人に聞かそうとしているわけでもなく、夜のステージの練習なんでしょうか。

この北朝鮮冷麺は350円とお安いですが、交通費に7万円ほどかかります。

(お問い合せにお答えします、場所はベトナムはサイゴンです)

2004.07.23(374)

■「オージョーしまっせ」

例えば、アメリカ人が「ドーモ、ドーモ」と片言の日本語を話すとクスッときますよね。タンさんは最近よく「オージョーシマッセ」と言ってワタシを笑わせてくれます。今度はベトナム人を笑わせようとタンさんに「何と言ったら、ベトナム人は笑いますか?」とたずねました。その答えが「Toi roi Luom oi」(トイロイルンオイ)意味は「オージョーシマッセ」とほぼ同じらしいのです。「Toi roi Luom oi」とワタシが言うとタンさんが笑いました。『よし、いける』と確信して、ベトナムで使ったわけですが、誰一人としてクスッとも笑いません。それどころか、けげんな顔でこちらを見るのです。

その全然通じない様子を見て日本人が大笑いしていました。逆や。

2004.07.17(373)

■ワニ釣り

ワニ釣りに行ってきました。正確にはワニを釣るというよりワニをからかうことです。3メーターくらいのワニが400匹、池に放し飼いになっています。池にのびた鉄オリに囲まれた桟橋から釣るわけです。釣り棒は直径5センチほどのただの棒、それに魚の頭を釣り糸にくくりつけて池に垂らします。それまでジッとしていたワニが頭を持ち上げてきます。そしてタイミングよく、ワニはエサの魚に向かってジャンプするのです。それをかわすように釣り糸を上げます。空振りしたワニは「パーン」という口の大音響をたてて池にジャッブーン。このスリルを楽しむのです。オオ怖い。それを繰り返すと最後はエサを食われます。その時のヒキはバス釣りの比ではもちろんありません。

このワニ釣り、どこで出来るの?それは内緒。(1回20円ですが、交通費が7万円ほどかかります)

2004.07.14(373)

■まちづくり

「おまえはクボタみたいや」と友達に言われました。「なんでや」「米作りから街づくりまでやってる」
米作りは今年はちょっと熱心ですが、街づくりは別に熱心ではありませんし、そんなに興味もありません。
昨日、まちづくりでは有名な中沢教授(兵庫県立大学教授)と二人で飲む機会がありました。話を聞いているとさすが、商売の極意が話の中に頻繁に出てきます。「人通りが多いだけの商売は終わった。こんな商店街、補助金で助けたらあかん。」確かに、姫路駅前のみゆき通りは人通りが一日10万人あるにもかかわらず寂れています。人は店の前を通るだけ。店には入ってこないのです。1月100万円の利益が30年続いた商店街です。それにあぐらをかいて2代目、3代目は努力をしてこなかった結果が今です。
しかし、そんな儲かった時代があるねんなあ。人生の中で一度はちょっと経験しときたいなあ。人格変わってもええから。

2004.06.29(372)

■0.01%に悩む

完全遮光の生地は100%太陽光をカットします。遮光1級の生地は99.99%以上100%未満の遮光率です。この遮光率ですら手をかざすとうっすらと手の形が見えます。しかし、プリント柄などオシャレな生地が揃っています。この生地で兼用傘を作ろうか悩んでいます。日本人って100%か99.99%かというと100%を選ぶわけです。『0.01%ってどれだけちがいますか?』というご質問も山のように来ることは間違いありません。0.01%は個人差がありますから答えようがありません。あと、生地が厚くなるのも悩みです。

まあ、サンプル作ってみますか。60本ほど作ります。残念ながら出来上がりは8月末になりますので、盛夏は過ぎそうです。

2004.06.22(371)

■台風にも負けず

只今(21日午後0時)、神戸地方は台風の接近(というより直撃?)で暴風警報発令中。気がついたら周りの店は全て閉めています。開いているのはハローレインだけ。台風にもかかわらずインターネットではお客様がたくさん来ていただいていますので、閉めるわけにはいきません。ただ、本日発送の商品が予定通り届くかだけが心配です。

台風も関係ない、インターネットのお店って本当にありがたいです。

2004.06.21(370)

■たかが傘屋

完全遮光断熱傘の販売数がここ2ヶ月で300本を越えました。1万円近くする高額商品がこれほど売れるのは、最近の紫外線に対する感心の高さの現れと思います。(商品の良さもありますよ)
ワタシは常々、人に感動を与える職業、仕事がしたいと思っております。その為にはいつでも傘屋を捨てる覚悟です。しかし、完全遮光断熱傘を使われた方から『この傘のすごさに感動しました。・・・』というメールをいただくとワタシにとっては最高の賛辞であり、こちらが『感動』します。

たかが傘屋でも人を感動させることが出来るのです。49才を前に初めて知りました。

2004.06.18(369)

■日本語ムズカシイ(5)

ベトナム語の勉強のために「新日本語の基礎」という本を使っています。これはベトナム人が日本語を習得するための本なんですが、読むとすごく面白いんです。何気なく使っている日本語を説明されると『へー、そうか』とへんな感心をするわけです。読んでいて感じるのは、日本語の「助詞」の使い方が難しいようです。
「駅で集合」「駅に集合」どちらも正しいし、違いの説明もできない。

日本語ムズカシイです。

余談ですが、この本4冊あるんですが、30年前に日本でもよくありましたが、ページの下がくっついていたり、印刷が薄かったり、歪んでいたり、それはそれで結構楽しいのです。

2004.06.15(368)

■ホタルチェック

昨年自宅前の住吉川にホタルが居ることを見つけ、今シーズンを楽しみにしていました。自分で見つけたホタルの見られる場所は自宅から3分、小川に入って少し上流に向かったところです。最近、毎晩ホタルチェックに行きます。先週は数匹でしたが、昨晩は台風の雨にもかかわらず10数匹が飛んでおりました。今夜はベンチとビールを持って、京都貴船の河床にまけない雰囲気でホタル鑑賞と行きましょう。

昼は琵琶湖でドラゴンボートの練習、夜はホタルの下でビール。小さな小さな幸せを感じます。

2004.06.12(367)

■ブルースカイ傘

相変わらずの人気で販売累計は1500本を越えました。(最近は完全遮光傘の方がブルースカイ傘より売れております)表が青空柄の傘をお探しの方も多く、裏の青空生地だけを使って、(現在は表が黒、裏が青空柄で2重になっています)傘を作ろう相談したらロットが1200本と言われました。ちょっと、この本数はさばき切れません。次回、従来のブルースカイ傘を作る時に、合わせて作ればロットが少なくて済みます。その時には待望の折り畳み傘も作ります。(現在の仕様では生地が2重の為、畳んだ時に太くなりすぎます)楽しみにしていて下さい。

いつになるか分かりませんが。(今シーズンは無理)

2004.06.10(346)

■料金未納

家人から 「これ何よ」と差し出されたハガキには
『料金お支払いのお願い 平素は、アダルトグッツ、有料情報サービスを御利用いただき、有り難うございます。・・・・・本サービスのお支払期限をすぎておりますが、まだ確認が出来ておりません・・・』家人は完璧にワタシを疑っております。ない名誉のためにハッキリ言っておきますが身に覚えは微塵もございません。(最近15年は)ハガキの最後の方には『(株)情報管理システム 料金担当0801-240-2312 お客様相談担当0801-240-2314 お問い合せ担当0801-240-2316』と印刷されています。ホント、男の弱点をついた悪質な商法です。これで文句のひとつでも言おうと電話したらサイゴ、かけた電話番号を相手に取られるか、有料アダルトサイトにつながるか まあそんなとこでしょう。

誰か電話かけて その報告してくれないかなあ。

2004.06.08(345)

■交換日記

中学1年生の時、英語の先生が「英語で交換日記をすると英語が上達する」と言ったのを真に受けて、友達二人が交換日記を始めました。当時から利発だったボクは「そんなん、続くわけないから、止めとけ」と忠告してあげたにもかかわらず彼らは交換日記を始めました。最初は大学ノートにびっしり習いたての英語で一生懸命書いていました。1ヶ月も経たない内に大学のノートにはビッシリと「HAGE,ZURUMUKE」といったような、相手をののしるローマ字(英語やないよ)で埋まったのです。それも大きい文字で。

今朝の新聞記事を読んで思い出しました。

2004.06.04(344)

■十年一日

九州、四国が梅雨に入ったということで、いよいよ雨の季節です。(別にうれしいわけではありません)テレビも「梅雨特集」をコーナーに入れていくわけです。今朝も「今年の傘ランキング」とかいうものをやっておりました。第二位「花柄が流行」。これって、毎年いっています。第一位「形の変わった傘」これも毎年同じです。要するに、傘の場合 洋服と違って 今年の流行なんてないのです。

ハローレインもこの季節になると取材をうける機会が多くなります。
「今年の傾向はどんな傘ですか?」
「人が持っていないようなチョット変わった形の傘ですね」

ワタシもキッチリ そう答えておりました。

2004.06.01(343)

最新記事