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2016.1.11 | 店長おとぼけコラム

玉の輿

NHK新日本風土記で「西陣」が放送されました。西陣の端くれとして興味をもって見ておりました。かつては栄えた西陣ですが今でも、10代目、6代目の若い人がチーム西陣として新しい織物の伝統に挑戦していました。その番組の中で別に興味深い話がありました。今宮神社にある「桂昌院」のレリーフです。桂昌院とは西陣の八百屋の娘に生まれ、名を「お玉」と言います。そのお玉がのちに三代将軍家光公の側室となり、五代将軍綱吉の母となったのです。大奥3000人のトップになったのです。八百屋の娘が大奥のトップに。これが「玉の輿」の言葉の起源ともいわれています。何はともあれ、興味深いお方が西陣のご出身です。

今宮さんでは「玉の輿お守り」が今、若い女性に大人気ということです。「玉の輿」より「分相応」がいいと思うのですが。(877)

 

玉の輿

 

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