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2021.4.8 | スタッフコラム

日傘メーカーが作った『UVメーター』

15年前、紫外線測定に使用していたのが富士ゼロックス社(当時)製の測定器です。コンパクトでデザインもよく、日本製で高性能でした。

値段は29,800円。

一般の方が購入するには高価過ぎます。

当時、テレビで、XP(色素性乾皮症)の保護者の方がこれを使って、紫外線0の場所を探していらっしゃっる姿が強く記憶に残っています。

その後、直ぐにこの測定器は生産中止となり、購入できなくなりました。他社の紫外線測定器は中国製で、いかにも測定機器という感じで使いづらいものでした。

その時、いつか富士ゼロックス社製に代わるコンパクト、高性能でクールな紫外線測定器を作りたいと考えていました。

しかし、サンバリアは日傘メーカーです。

日傘は作っても精密機器を作るルートは全く分からず、必要であろう開発費用もない状態でした。

そういう状態で時間だけが過ぎ、13年が経ちました。

 

ある時、お世話になっているデザインユニットのTENTさんに相談したところ、

「知り合いの天才フリーエンジニアさんなら出来ると思います。デザインは我々にお任せください」

という返事をいただきました。そして、UVメーターの開発が動き出したのです。

出来上がった試作の基盤を見て驚きました。

「こんなに小さくなるんですか!」

それはあの富士ゼロックス社製の半分の大きさでした。

 

そこから、開発は順調に進んだわけではなく、紆余曲折ありましたが、ご縁がご縁を呼び、石巻のヤグチ電子(株)さんで量産の運びとなりました。

品質と性能には絶対のMADE IN JAPANです。

この時点で、試作からはすでに2年が経っていました。

販売価格は富士ゼロックス社製の半額 14,500円(税込15,950円)に決定。サンバリアの日傘と同等の価格なら一般の方もご購入いただけると考えました。

 

初期開発費用 1000万円。初回ロット数 1000台。

完売しても利益は出ませんが、ある意味、日傘メーカーの使命感で作りました。

まだ、150台程度しかご購入いただいていませんが、是非、2回目の量産に繋げたいと願っています。

 

■UVメーター

https://uv100.jp/category/3_1/7023.html

 

(イマガワ)

 

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