2001.9.25 | 店長おとぼけコラム
2001年7月~9月
■バファローズ
近鉄の帽子に付いている猛牛のマークはワタシが中学の時からありました。特に近鉄ファンでもありませんでしたが、非常に気に入ってそこら中にうれしがって書いていました。そのデザインがあの岡本太郎というのは当時知るよしもありません。30年経っても猛牛のマークは全然陳腐化していません。いえ、今年はますます輝いて見えます。
イチローがアメリカで、ローズが日本で記録を塗り替える。
ここでも、 想像を超えることが起こります。
2001.09.25(116)
■Nimda
新種のワーム(コンピュータウィルス)が猛威をふるっているらしい。このワームが今までと違うのはホームページを見ただけ、メールを見ただけ(簡単にいえば)で感染することです。そこで、あわててVaio 4台に対策をしました。が、夕方その内2台がNimdaに感染してしまいました。犯人探しが始まります。「誰も触ってないのにどうやって入ってきたんかなあ」「今川さんの体に付いてたんちがう?」「そんなアホな」と初めて見るウィルスでなぜか盛り上がりました。
知り合いからウィルスに関してFAXが入って来ました『今朝の新聞でもご承知のとおり 新種のウィルスが広島に侵入しています くれぐれもご用心』
広島って、あんた・・・
2001.09.22(115)
■左空け
20年前、阪急梅田駅の長いエスカレーターに乗っている時、知人が言いました。「ロンドンのエスカレーターは、追い抜く人のために片側を空けているねんで。」さすがイギリス。「関西人はそんなこと100年経っても無理や」 と答えたものです。そして20年。気がつけば、関西でもエスカレーターの片側を空けているではありませんか。新聞では関東は右側を空け、関西は左側を空けているとありましたが、そんなことはこの際どちらでもいいことです。100年かかっても無理だと思われたことが出来ているのは大きな驚きです。
関西人も衣食足りて礼節を知ったのか。いや、そんなはずはない。
2001.09.16(114)
■税務調査
ハローレインへ税務調査が入りました。実店舗を閉めたのに何故?と不思議でしたが、分かりました。ネット販売。急激に増加するインターネットでの販売に対応するため税務署は実体の調査をしています。税務調査ではまず申告者の経歴を聞きます。「今川さんは14年前日立エンジニアリングを退社され・・・ 」「なんでそんなにワタシのこと知ってるんですか?」答えは簡単。HPを隅から隅まで読んでいて、プリントアウトまでして持っていました。ワタシよりワタシのことを知っています。
まさか税務署まで店長コラムを読んでいただいてたとは・・・ 光栄です。
(詳しく聞きたい方はメールでお願いします。税務署の方はお断りしています)
2001.0912(113)
■ヨウカイゴ
知人に聞いたんですが、福祉ボランティア関係の入力の仕事で、「ヨウカイゴ」といれると「妖怪後」と変換されるといいます。これはおもしろいと思い、いろいろなパソコンで試してみました。コラムに使えるとなると必死です。仕事ではみせないすばやさ。ATOK,EGBRIDGE,IME2000,IME2002 期待を大きく裏切りました。どれも「八日以後」と出るではありませんか。アホといわれる『ことえり』 (Mac OS)だけが「よう介護」とニアピンを獲得。
これでは全然話が膨らまないので今日はオチなしでやめ。
「オーストラリア音頭」の方がおもしろかった。
2001.09.05(112)
■田宅潤子
ラメ濱田に代わって8月からネット販売を担当しているチャーミングな女性です。「たやけじゅんこ」と読みます。恥ずかしながら最初、読めませんでしたし、もちろん書けませんでした。難しい名前です。「タヤケのヤケはミヤケのヤケです。」言われて「なんや、そうや」と納得しました。三宅なら読めるのに田宅は読めない。漢字の組み合わせがそうさせているのでしょうか。
街で見かけた女性。「よく見るけど、誰やったけなあ 」思い出せないで、後日、弁当を買いに行ったとき「あのお姉ちゃんや」
田宅の宅はこれと似ている?
2001.08.31(111)
■上を向いて走ろう
乗鞍マウンテンサイクリングへ行って来ました。このレースは(去年も説明しましたが)標高1400Mからスタートして2800Mのゴールまで標高差1400Mのただひたすら登るだけのコース、22キロです。優勝タイムで1時間をきります。想像してください、登り坂を時速22キロ以上で登って行きます。ワタシはひとこぎ、 ひとこぎ ペタルを踏みながら、ハーハーいいながら走る(いや、登る)わけです。上を見上げると遙か上の山道に米粒のような自転車が見えます。見るといやになるので目の前の道を見ながら走ります。
ひたすら登るだけの苦しいレース。途中楽なところは一箇所もありません。
乗鞍のこのレースは「人生」を感じさせてくれます。今回、4分でも自己記録を縮めた所に自分なりの小さな満足感があります。たとえタイムはビリに近くても。
2001.08.27(110)
■ビニル袋
学生時代、練習船でハワイ、サンフランシスコに行きました。太平洋を東へ東へ、地図のとおりそこにはハワイがあり、アメリカ大陸がありました。地球というものを感じ、感激したのを憶えています。太平洋のど真ん中で救命艇を降ろして訓練がありました。そこで見たのはプカプカと太平洋に浮かんだビニル袋でした。驚きと共に地球規模で汚れていると実感しました。何とかしなければと強く思ったものです。
が、未だ何も出来ないまま早30年。ビニル袋はそれ以後増えているのでしょうか。
2001.08.20(109)
■琵琶湖一周ふたたび
高校1年の時に琵琶湖を自転車で一周しました。自分にとっては小さな冒険がその後の人生に大きな影響を与えたような気がします。そして、今回ふたたび原点に戻るべく、自転車でなくスーパーカブで琵琶湖一周をしました。堀江謙一が今年、当時の大きさのマーメードで太平洋を再び渡る気持ちが分かります。(レベルが違う)驚いたことに30年前と見渡す比良山も琵琶湖も代わっていませんでした。30年前の事をゆっくりと回想しながら走って来ました。
しかし、自分探しの小さな旅のはずが、この暑さと日焼けで自分を見失いました。
2001.08.18(108)
■地蔵盆
「カンカンカーン」「カンカンカーン」と町内の表通りから聞こえて来る。この音がわれわれの遠い昔の少年期が思い出されてきます。とくに小学校の夏休みの中で、当時娯楽の少ない時代の唯一の楽しい2・3日だった。それが京の夏の風物詩の一つである町内の地蔵盆なのである。今年は組当番で祭られた祭壇に置かれている鐘を見ていて、六十年近い歳月が経っているのも驚きの一つです。八月二十三日前後のお地蔵さんを祭る日は朝から当番の組だけでなく、町内からの有志で先ずお地蔵さんを祠から出てもらいます。地蔵菩薩大日如来尊の二体の石像が祠に安置されています。お地蔵さんと祠をきれいに洗って化粧を絵上手の有志がします。その上で町内のガレージに作られた五段の大きな祭壇に安置して、いろいろとお供え物を並べて行きます。何しろ町内にはそれぞれ特技を持つ人々が多く、例えばテント張りの上手な製麺業さん。大あんどんに得意の絵を書くサラリーマン、焼きそばなどに味つけをする料理屋の主人などなど皆が地蔵盆という一つの町内の催しに、善意が集ってくるのです。しかし最近になると何処も同じで、お地蔵さんの好きな子どもが少なくなってきて今年は町内の子どもは僅かに幼、小合わせて六人という次第。それがお地蔵さんが呼ぶのか、かつて地蔵盆を楽しく過ごしたわれわれの子も子の親となって、孫を連れて地蔵盆の日に合わせて里帰りとなり、その結果は内孫、外孫の参加となって、やっと賑やかになります。昔ながらに続いているのが「数珠回し」でお寺さんをお呼びして4・5米はある大きな数珠をお寺さんと真ん中にして廻し乍ら拝みます。横で見ていると六十年前の自分の数珠を廻している姿が偲ばれてきます。楽しむのは子どもだけではないと大人もこの日は食べる仲間入りもします。最終日の打上は毎年恒例の「足洗い」で安い会費ながら何時の間にか豪勢な持ち寄りの善意がベニヤ板のテーブルを飾ります。町内の人々の又とないコミニュケーションの場となります。京の町、仁和地区内の一町内の地蔵盆は、町の人々のお地蔵さんに対してそこはかと抱く信仰の念と善意に支えられて、例えわれわれの年寄りが居なくとも次代の人々によって受け継がれ、形は変わっても永く続けられるものと信じております。
特別寄稿 今川善治郎
地元の「月刊にんな」に3年前に書いたものを本人の強い希望で聖域の店長コラムに載せました。読んでやってください。ついでに下の画像は左が平成10年、右が昭和34年の地蔵盆です。
2001.08.10(107)
■上ル,下ル(あがる、さがる)
京都市上京区七本松通り仁和寺街道下ル二番町211番地。ワタシの本籍です。京都市内の住所はご承知のとおり、まず家の前の通り名、そして直角に交わる通り名、その交差点から北なら上ル、南なら下ル等で表現します。それだけでだいたいどのあたりか知ることが出来ます。町名と番地は付け足しみたいなものです。住所が長いので免許証の本籍欄に入りきらないときがありました。役所で住所を書くとき長いのでいやになってきます。それでも「住吉台14-8」という現住所よりいかにも京都らしく風情があって気に入ってはいます。
京都では先の戦争は「応仁の乱」のことをいうとよくギャグでいわれます。
まんざらギャグでないところが京都です。
2001.07.25(106)
■傘屋はいいね
雨が降って喜ぶ商売人はあまりいません。雨が2日も続くと必ず挨拶の折に言われます「オタクだけや。雨降ってエエのは」心の中で突っ込みます「ここ1ヶ月も雨降ってなかったわ」
空を見上げてする商売は辛い、季節で左右される商売は辛いといつも思っていました。傘は秋、冬に雨が降っても思うほど売れません。ですから、昔の傘屋さんは冬はショール、毛皮を売っていたのです。
しかし、考えてみれば商売は季節、天候に多少なり左右されるものです。友達の漆器も地鶏も居酒屋も。大切なのは負の要因をしのぐ前向きなアイデアです。商売が悪いのを自分以外の原因にするときそこで全てが終わります。
2001.07.16(105)
■メールの達人
毎朝メールをチェックすると約20通ほどメールが来ています。その中でも題名で面白そうなものから開けていってしまいます。「即レス怪獣セイコドン」「ややウケ」「こんぴらフネフネ」彼女のメールは思わず一番最初に開けてしまいます。つかみはOKというところです。
先日東京からハローレインのお客さんがお見えになりました。食事を一緒にしたのですがそのお礼のメールです。
嬉しさの表現として、 踊ってみます!
┌|∵|┘ズンチャ└|∵|┐ズンチャ┌|∵|┘ズンチャ
ρ(*^_^*)ρシャカシャカ ρ(^o^)ρツクチャカ
“ゞ(^o^ゝ)≡(/^_^)/”””
o(^-^o)(o^-^)o o(^-^o)(o^-^)o
〈( ^.^)/ ホイサッサ
メールの中で踊ってまっせ。ホントいろんなメールの達人がいます。
2001.07.11(104)
■朝立ち
15年も前になりますが、東西線の行徳駅に毎朝、雨の日も風の日も熱心に演説をしている初々しい青年がいました。通勤を急ぐ大勢の人たちは無視するかのように駅に吸い込まれていきます。私もそうでした。その彼が市議選に出ていきなりトップ当選を果たしたのです。当選した翌日からも変わらず駅に立っていました。
人は見てないようでよく見ているのです。その彼とは今衆議院議員の田中甲です。初心を忘れて欲しくないと願います。
2001.07.08(103)
■ドラゴン酔酔
20人の手漕ぎボート(ペーロン)のレースに3年前から出ています。チーム名はドラゴン酔酔(スイスイ)。毎年天神祭り前の日曜日に大阪の大川で行われます。3年前は漕ぎ方もバラバラで常に最下位でしたが去年は準決勝まで進んでしまいました。何の努力もしていませんがコツが分かってきたのです。
男女混合の部で出場していますが、今年は女子が不足しています。このコラムで出てみたいという方を募集します。日焼けなんか平気な明るい方、難波で熱くなりましょう。
募集条件
■レースは7月22日(日)
■ 7月14,15,20日の内2日以上練習に参加できる女性
■500メータを漕ぎます。多少体力が必要です。若い方がベターです。
■応募はメールでお願いします
2001.07.05(102)
■商売人
白バイにスピード違反で捕まりました。制限時速40キロの国道です。「ちょっとお急ぎだったんですね」いかついサングラスに不釣り合いな高い声色と丁寧な物言い。「30キロ以上オーバーですと免停ですが、29キロオーバーなんで罰金だけで済みますから」わざとらしい29という数字。何故か商売人のような雰囲気。
最後に「ありがとうございました」とはさすがに言いませんでしたが。
2001.07.03(101)
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