2024.6.24 | サンバリア100の完全遮光
日傘の色は何色がいい?ー日傘の選び方ー
よく、「日傘の色は何色がいいのか。白?黒?」という質問を受けます。
『何を基準にするか』によりますが、「紫外線対策」が目的の場合、一般的には「黒い日傘が最も紫外線をカットする」と言われています。
しかし、サンバリア100の完全遮光日傘は、4層構造の生地自体で紫外線を100%カットしていますので、色は関係ありません。
どの色を選んでいただいても紫外線を100%カットします。
「一般の生地」と「サンバリア100の完全遮光生地」が紫外線をカットする仕組みは、次のように違います。
■一般の生地
白い(明るい)色ほど太陽光を通しやすいため、紫外線カット効果が低いと言えます。
白い生地は白い糸で織られており、糸自体が光を透過させるのです。
逆に黒い(暗い)色ほど太陽光を吸収して通しにくいため、紫外線カット効果が高いと言えます。
色によってこのような違いがあるため、一般的には「黒い日傘が最も紫外線をカットする」と言われているのです。
■サンバリア100の完全遮光生地
サンバリア100は4層構造の生地自体で太陽光100%カットを実現しています。
「紫外線反射剤・吸収剤」や「生地の厚み」「濃い色」で紫外線をカットしている訳ではありません。
ですから、どのお色をお選びいただいても太陽光100%カットするので、紫外線も100%カットするのです。
4層構造の生地については、こちらのコラムをご覧ください。
次に「涼しさ」が目的の場合は、どの色を選んだらよいのでしょうか。
太陽の光には、紫外線の他にも「赤外線」や「可視光線」が含まれています。
紫外線は暑さには関係ありませんが、「赤外線」と「可視光線」は肌や衣類に当たると熱に変化するのです。
この「赤外線」と「可視光線」をどれだけカットしているか、がポイントとなります。
しかし、普通の日傘は「赤外線」と「可視光線」のカット率を謳っていないので、「涼しさ」に対する効果が分かりません。
「遮熱率」というあいまいな定義の表現がありますが、根拠が分かりません。
サンバリア100の完全遮光日傘は色に関係なく、「赤外線」と「可視光線」も100%カットします。
そのため、どの色を選んでいただいても日傘の下は段違いに涼しいのです。
とにかく、日傘の「涼しさ」を追求するなら、「赤外線」と「可視光線」を100%カットすることが大事なのです。
サンバリア100の完全遮光日傘なら、どの色を選んでも「涼しい」のですが、
さらに「より涼しく」を求めると、サンバリア100の完全遮光日傘の中では「白い(明るい)色」がよいです。
下記の写真は、サンバリア100の帽子を太陽光に当て、生地表面の温度がどれだけ変化するかを実験した結果です。
黒い(暗い)色ほど、生地表面の温度が上がっていることが分かります。
(気温24.9℃ 30分放置)
黒い(暗い)色ほど、太陽光を吸収し、そこに含まれる「赤外線」と「可視光線」が熱に変わるのです。
逆に白い(明るい)色ほど、太陽光を反射し、熱を帯びにくくなります。
ただ日傘の場合、現実としては生地は直接肌には触れませんし、生地と肌の間には空気が流れますので、色の影響は少ないかと思います。
しかし、頭が傘生地に近づくと、温まった生地の輻射熱を感じる可能性があります。
ですので、サンバリア100の完全遮光日傘の場合、「より涼しく」を求めると「白い(明るい)色」とお答えすることになります。
でも色にはデメリットもございます。
■白生地のデメリット・・・汚れが目立ちやすい。
■黒生地のデメリット・・・太陽光を吸収するので、染料の劣化(色褪せ)が早い。
結局のところ、何を重視するかによって、選ぶ色は異なります。
涼しさを重視しますか?
汚れにくさを重視しますか?
好みの色?
服装に合せて?
サンバリア100の完全遮光日傘の場合、どの色をお選びいただいても、太陽光は100%カットします。
重視する基準によって、お好みの色をお選び頂けたらと思います。
サンバリア100は大きさも色柄も豊富です。
よろしければ、下のページもご覧ください。
サンバリア100の日傘は完全遮光。紫外線、赤外線、可視光線など、地上に届く全ての光を100%カット。完全遮光という機能が、暮らしの中でどのように役立つのかをご紹介しています。
■サンバリア100の完全遮光